カムイワッカの滝
防衛省人事をめぐる小池百合子大臣と守屋武昌事務次官との間の確執戦争の詳細が、今週の「週刊文春」を読んで初めて分かりました。新聞を隅から隅まで読んでも分からなかったことでした。週刊誌の真骨頂です。320円を出した甲斐がありました。
「なるほど、そういうことだったのかあ」と分かりましたが、詳細はご自分で読んでください(笑)
この中で、最も印象的だったのは、小池大臣が、同誌に対して「そもそも、したたかでない政治家なんて、政治をやめた方がいいと思う」と発言していることです。
やはり、小池大臣こそ、「したたか」の権化だったいうことが、目からウロコが落ちるような感覚で分かりました。
それにしても、世の中には「したたか」な人間が溢れていますね。
あわや大惨事になったのに、乗客の生命を救ったということで機長を英雄視して、自らの責任を有耶無耶にしようとする航空会社の社長。
賭けゴルフをしていた、と元愛人に暴露された国会議員と、何がしかの告白料戴いたその元愛人。
その他諸々、元女子アナ、知識人、文化人、評論家、芸能人、スポーツ選手、横綱、占い師、霊媒師、教祖、詐欺師、投資家、ファンドマネジャー、二世議員、戦争屋…。
渓流斎
ご投稿有難う御座います!
ある人は、聞いた話なのですが、自分のブログにコメントが来ないので、自分で他人に成りすまして書いているそうです。
我々は違いますよね!
三島由紀夫の伝記といえば、猪瀬直樹(あまり、あのしかめ面と態度が好きではありませんが)「ペルソナ」が非常によく調べられており、面白かった記憶があります。(もう既にお読みでしょうが)
三島由紀夫は、あの煌く、めくるめく文体にほだされて、代表作は読んでいますが、ちょっと、私の手に負えない作家です。若い頃の三島が、太宰治に会った時、太宰と面と向かって「あなたが、嫌いなんです」と三島が言った話は有名ですが、それに近いものがあります。
太宰は「嫌いだったら、(ここまで僕に会いに)来ないよ。そうに決まっているよ」と、三島にではなく、周囲を見渡して、自信なさそうに弱弱しく言ったという話も残っていますが、私はその場にいたかったなあ、という思いで一杯です。
私も三島に会ったら「あなたが嫌いです。あなたが、太宰さんを嫌いと同じくらいに」と言ってみたかったなあ…。
管理人さん、読んでいただくだけで結構です
防衛省の件ですが、朝日新聞社の発行する『アエラ』最新号には、また別の角度からこの情報について、記載されていました。そしてまたこの号には官庁のムダな予算についてなかなか面白い記事も併載されていました。
実は管理人さんが記載された「天国への階段」を読んで、興奮気味のコメントを記入したわけですが、さて田中森一の著書を読もうとしたら、また管理人さんの優れた書評を拝見して、再度投稿しました。あまりにも管理人さんの書評が、素晴らしかったからです。
今度はこちらから管理人さんに価値ある情報を提供できないか考えて、前回の投稿となったわけです。
その後、三島由紀夫の伝記を読みたいと思い、ネットでキーワード検索したところ、瞬時にヒットしたのが「日本とアメリカ」だったのです。
まずは彼の伝記に関する書評を読み、もともと言語に興味があるためテーマは「英語 日本語 母語」を選択してそれらを一瞥して、タイトルが気になった「母語がない」のみを読んで、後は読みませんでした。そして「管理人さんのお気に召すのではなかろうか」と思い紹介しました。
基本的に印刷された書籍を読むために、もっぱら図書館の蔵書検索を利用しています。ですからフルフォード、ホワイティング、米原万里はまず複数冊、本を読んで、さらに詳しい情報がないか調べた上での、著作名とブログ等の紹介文を書きました。
おそらく多くの人よりもネット上の情報にせよ、文献にせよ読むスピードが速いのでしょう。
最後になりましたが私も「ネット検索は30分主義」です。ですからネットサーフィンというほど、時間は使っていないのが現状です。
渓流斎
基本的に、見知らぬ人のブログには興味ないのですが、つい、「日本とアメリカ、そして世界を想う」のブログをのぞいてしまいました。
2006年7月23日の「母語がないということ」も読みました。
すごい、と思いました。
いやあ、ここまで目配り、気配りをさらされているあなた、インド象さんがですよ。
私は、とても真似できません。
ここまで、ネットサーフィンをしていたら、ほとんど他にすることができないのではないでしょうか?
私は、なるべく、ブログには30分と決めていたのですが、今では、結構気がついたら、2時間近く経ってしまい。「無駄な人生を過ごしてしまった」と後悔しています。
私の読書や音楽の趣味は偏っていますし、ただ「これは面白いよ」と、身近に薦める人がいないもので、ブログに書いているだけです。
備忘録の面もあります。
(もちろん、共感して頂ければ、嬉しいですが)
それにしてもです。
願わくば、無駄な人生を過ごされないように!
訂正文
管理人さんまたしても直前のコメント記入を失敗してしまいました。アドレスをご記入してしまったのです。
まことに申し訳ありませんがgoogleのキーワード欄に,
タイトル『日本とアメリカ、そして世界を想う』と記入してください。実はそれが紹介したいブログだったのです。
nttはデカイ!
ntt系列のシンクタンクは…
nttサイバーコミュニケーション総合研究所
情報流通基盤研究所
情報通信総合研究所
これだけあるんだったら、基本料金をタダにしてくれといいたい。
二伸:管理人さんと同様、プロフェッショナルと思しき開設者です。
http://japan-us-world.at.webly.info/
最新版の記事での、なにげない読書目録からしてスゴイ。そして2006年の7月23日の「母語がないということ」には、いろいろと考えてしまいました。