知床
公開日時: 2007年9月4日 @ 09:11
昨日の産経新聞で、音楽や映画などのエンターテインメント系の雑誌がここ最近、全く売れなくなり、業界が広告を雑誌だけでなく、ブロガーにも向けるようになった、という記事がありました。ブロガーに何か書いてもらえば、褒めてもらうにしろ、けなされるにしろ、宣伝効果抜群ということらしいです。
それだけ、最近、ブログが社会的影響力を持ってきたということでしょうか。
出版科学研究所の調べによると、国内の音楽雑誌は、1996年に83誌で計約5308万部あったのに、昨年は83誌と同数ながら、2407万部とほぼ半減したそうです。
映画雑誌も、1998年に約870万部だったのが、昨年は、「キネマ旬報」「スクリーン」などの8誌で約330万部と半分以下に急減し、もう惨憺たるものです。
インターネットで音楽を買ったり、聞いたり、映画情報は、ネットで検索できるようになったからでしょう。
私は中高生のころ、雑誌の付録にあった好きな俳優(名前は言えましぇん!)の大型ポスターを自分の部屋に貼ったりしていましたが、今の子供たちはそういうことしないんでしょうか。それに、ネットで映画を見ても、迫力がなくてつまらないと思うんですけど。
まあ、それにしても、今更ながら、ネットが世界中の人々のライフスタイルを劇的に変えていっていることは確かです。私は活字派ですから、がんばれ活字!