属国民根性 

  木下小屋

 

9日にシドニーで「職責にしがみつくことはない」と言った人が、その舌の根の乾かない翌日の10日には、永田町で『「改革を止めてはならない」との一心で私は続投を決意した』で発言しているものですから、随分、矛盾した人だなあ、と思ってしまいました。

 

もっとも、10日の所信表明演説は、優秀な官僚さんが精魂込めて作った作文を棒読みしていただけで、既に、その内容全文は、日本のマスコミ全社には7日には行き渡っていましたから、9日の発言の方が深刻とみるべきでしょう。

その発言の前日まで、そんな考えは少しもなかったのですが、その人は、飼い主の藪さんに会った途端、国際公約を宣言したところをみると、どうやら、何か二人の間で密約があったのではないかと邪推してしまいます。そのあたりはマスコミは全く報道してくれないので、真相はさっぱり分かりませんが…。

 

親分に叱られた子分が詰め指(腹ではなく)を迫られたのではないでしょうか。

 

戦勝国に逆らえない属国の性(さが)を見た感じがしました。

“属国民根性 ” への2件の返信

  1. ありがとうございました!
    貴重な映像ですね。
    60年代の「最新のファッション」は、今でからみると、道化師になってしまいますね。
    でも、格好いい!

渓流斎 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

旧《溪流斎日乗》 depuis 2005 をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む