最近、ペルーの古代インカ帝国のマチュピチュ遺跡から、分捕ってきた遺跡物を、アメリカのスタンフォード大学が「返してあげる」という話題がニュースになりました。どういう条件なのか、書かれていなかったので、どういう形で返還されるのか知りませんが、まさか、ただで、ペルーに運んであげるほどお人好しではないことは想像できます。
ギリシャやイタリアでも、元大英帝国や元フランス王国などに、遺跡物の返還を求めている、という話もこのニュースと併せて知ることができました。
それだけでなく、中国でも、清朝時代に、阿片戦争やアロー号事件などで、どさくさに紛れて、盗掘された宝物品を返還するよう中国政府が英国やフランスなどに求めていることも知りました。
盗人たちは、国家ぐるみか、個人なのか、組織なのか分かりませんが、盗品を、サザビーズやクリスティーズなどの世界的オークションにかけて、まんまとお金をせしめようとしているのですから、空いた口が塞がりません。
そういう奴らに限って…