友人から「おまえは、裏のない人間だ」と言われたことがあります。包み隠さず、己をさらけ出す性分だからでしょう。
親友からは「彼は、裏の裏もない人間だ」と言われたことがあります。裏の裏は表なので、表も裏もない人間という意味なのかもしれません。
そんな人間である私が正直に告白すると、友人関係でまた滅入ってます。身から出た錆なのですが、本当に自分自身が嫌になります。
そういう時、浅見帆帆子さんが24歳の時に書いた「あなたは絶対!運がいい」(グラフ社)は本当に、砂漠で出会ったオアシスのように身に染みます。
そこには、こんなことが書かれています。
精神のレベルを上げるには、自分の本音に基づいた行動することに限ります。例えば…
●考えても解決しそうにない時は、考えなくてもよい。
●「いやだなあ」と思う人とは無理して会う必要はない。
●自分が不安になるようなことは考えない。
●「なんだかこうしたい」と思うことは行動に移す。
●人間の「心」はプラスのパワーでいっぱいにしておくと、嫌なことは排除して、嬉しいことだけを引き寄せてくれる。
●自分の好きなことをやらなければ成功しない。
●自分の人生の中で起こることは、どんなことでも全部自分が作り出しているか、招き寄せていること。偶然というものはない。
●「絶対にうまくいく」と信じること!
この伝でいくと、友人は、私のことをひどく嫌っているので、「無理して会うことはない」。こういうことが起きたのは、彼のせいではなく、「全部自分が作り出したこと」なので、「自分の好きなことをやる」しかないということが分かったのです。
この本を読むように薦めてくれたのは、帯広の平田さんですが、24歳に救われました。