佐世保乱射事件に想う…

 公開日時: 2007年12月17日 @ 09:31

また不可解な事件が起きましたね。佐世保の銃乱射事件です。

犯人とほぼ断定される馬込政義容疑者(37)が14日に、佐世保市内のスポーツクラブに友人の藤本勇司さん(36)を誘い出し、目出し帽と迷彩服という異様な装束に身をかためて、散弾銃で藤本さんとスポーツクラブのインストラクター倉本舞衣さん(26)の二人を射殺した事件のことです。

犯人は自殺してしまったので、理由が分かりませんが、どうやら、容疑者と射殺された藤本さんとは小学校か中学校以来の同級生で、一緒に釣を楽しむなど、かなり親しく交際していたようですし、倉本さんには容疑者が一方的に片思いしていたという報道もあり、この事件は単なる無差別乱射事件ではなく、計画的な特定殺人事件であることは間違いないようです。

最近は、このような親密な関係同士のトラブルが増えたような気がします。思い起こせば、今年1月にあの外資系のエリート高給社員が妻に殺害されバラバラになった遺体が見つかった事件で幕が開きました。続いて、医大受験に何度も失敗してくすぶっていた浪人生が妹に馬鹿にされて、その妹を殺害してバラバラにする事件もありました。

それからは自分の祖母、父、義姉…と次々といわゆる尊属殺人が起きました。

私は法律には全く疎いので、間違ったことを書くかもしれませんが、以前は尊属殺人といえば、特に罪が重かったのに、最近は、同じ殺人事件と扱われると聞いたことがあります。それだけ、尊属殺人が増えたということでしょうか。

考えてみれば、人間誰しも身近な人との関係で生きているわけで、そこには愛情があれば、すぐ憎悪に変わることもあります。何か世の中、殺伐としてきた感じです。

と同時に、こうして歳末を迎えると、東京ではどこから集まってきたかと思うほど身動きできないほど群集で通りは溢れます。銀座でも新宿でも渋谷でもそうでした。人にぶつかっても、日本人は一言も謝らない。電車に乗っても、着膨れして狭くなった座席に無理に押し込んできて、iPODの音量を大きくして傍若無人に振舞う若者というか馬鹿者も増えてきました。

世の中が、ギスギスしてきて、のっぺりとしたつかみ所のない社会になってきた気がしてしょうがありません。

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