もし、貴方がこのブログの相当熱心な御愛読者でしたら、昨日の記事には唖然とされたことでしょう。お昼頃にアップしたのですが、夜になって、後半部分は全て削除してしまったからです。ちょっと、プライベートなことを書いておりました。
何で削除したかといいますと、昨今、ルフィとかいう親玉を中心とした、とてもおっとろしい特殊詐欺集団がいて、フィリピンの入管施設からスマホを使って闇サイトを開設して、遠隔操作で、強盗・殺人なんでもござれの指令を出しているというニュースに接したからでした。主犯格の4人はもうすぐ日本に強制送還されるようですが、何と言っても不可解なことは、入管施設だというのに、カネさえあれば何でもやりたい放題だという実態です。フィリピンでは公務員の給与が安いため、賄賂が横行しているそうで、地獄の沙汰も金次第みたいですね。
そして、何と言っても怖ろしいことは、特殊詐欺集団の情報収集力です。何処に、誰が住んでいて、老人の独り暮らしで資産家なら万々歳です。指示された相手は、追い詰められて困り果てた人間ですから、手段を選ばず、強盗だろうが殺人だろうがお構いなしです。一体どうやってそんな情報を仕入れることが出来るのか?ー探偵、密偵、総会屋、トップ屋、情報ゴロ、元警察、元銀行・保険・証券など金融マン、元マスコミ人も怪しい…。そんな人間を媒介したヒューミントだけでなく、今では、新聞雑誌など公開情報によるオシントを使う手口もあることでしょう。
特に、今やネットの世界では怪しい情報に溢れています。スマホなら位置情報でカモが何処にいるのか瞬時に分かりますし、もしかしたら、こんなちっぽけなブログでも、悪用されているかもしれません。うかつに個人情報は書けませんよね。
てなことで、ブログではなるべく、個人情報は書きたくないのですが、この渓流斎ブログは「個人事業主」として、広告を入れて配信しているため、確定申告していることだけは皆様にもお伝えしなくてはならないと思いました。
本日は、会社を休んで、地元の税務署にまで、その確定申告に行って参りました。記録が残る限り(笑)、3年連続です。強い北風が吹き荒れる中、自転車で行きましたが、体力が衰えたせいか、なかなか前に進んでくれません。
とにかく、会場に着いて、無事済ますことができましたが、年々、やり方が変わっているので、驚くばかりでした。2年前は、初めに用紙に手書きで書いて、パソコンに入力する形でした。それが、昨年は、パソコンが全て撤去されて、手書きした上で、自分のスマホに入力する形になりました。そしたら、今年は、何と、手書きがなくなりました!いきなり、そのまま、スマホに金額等を入力していくのです。そのスマホに入力する前に、昨年でしたら、電子申告e-TAXの16桁の利用者識別番号とパスワードを入れるだけでよかったのに、今年は、マイナンバーカードをスマホで読み取る手続きが必要になっていたのです。読み取りリーダーはいらず、スマホに「マイナポータル」アプリをダウンロードしておけば、スマホをカードの上に置いて簡単に読み取ることが出来ます。
全ての入力が終われば、昨年でしたら、「印刷」にかけて、書類になった紙を係りの人に提出していましたが、今年はその印刷がなくなっていたのです。「送信」ボタンを押して完了です。まさに、ペーパーレスです! えっ?これで大丈夫かいな?てな感じでした。
これなら自宅でも出来そうで、国税庁も自宅でスマホによる登録と提出を推奨しておりますが、やはり、途中で色々と分からないことが沢山出てくるんですよ、これが。私も、会場の係りの人に何度も何度も聞いて、手取り足取り教えてもらいました。やはり、自宅で一人でやっていたら、分からなくなるとパニクってしまいますから、会場で係りの人から教えてもらいながら申告するのが一番です。また来年も、LINEで予約して会場まで足を運ぶことにしました。
年々、だんだん、申告のやり方が簡略化されていますから、来年の確定申告はどう変わるのか、今から楽しみですね(笑)。
【追記】2023.2.7
「女性セブン」などによると、資産家の情報を売る「闇の名簿屋」なるものが存在して、奴らは情報をどうやって収集するかと言うと、中古品の買い取り業者から資産状況や金庫の在り処などを把握し、引っ越しやリフォーム業者から部屋の間取りなどをキャッチするようです。高額商品が当たるからといって、安易にアンケートに応えたりすると情報がダダ洩れになることでしょう。とにかく、騙されないよう気を付けるしかありません。