先週、満員で断られた映画「ゼア・ウィル・ビ・ブラッド」を敗者復活戦として、日比谷のシャンテ・シネまで観に行ってきました。アカデミー男優賞を獲得したから期待して観たのですが、ひどい駄作。観て損しました。
一番、面妖に思ったのは、主人公の「石油屋」が、そこまで大した理由がないのにも関わらず、平気で人を殺すことです。全く同情できません。勘弁してよ…、という感じです。
原作者も含めてこの映画の製作者は一体何が言いたいんでしょうね?
この世は、偽善者だらけで、金こそがすべて?
神は存在せず、迷信に過ぎない?
世の中、選ばれし者だけが成功して、それ以外の者はいくら努力しても報われない?
なるほど、それは自明の理で、永遠の真理なのかもしれません。
とはいえ、それらを現実問題として、毎日戦っている我々庶民にとっては、全くカタルシスがないじゃないですか。
私が観て損した、というのは、そういうことです。