川島昭隠の「書」

公開日時: 2008年5月21日 @ 10:14

調布先生が年甲斐もなく(笑)子供のようにはしゃいでいます。

何やら、最近、オークションにはまって、「激戦」の末、川島昭隠老師の「書」を競り落としたというのです。

http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n65427048

川島老師は、岐阜県生まれの禅僧で、妙心寺派管長などを務め、大正13年(1924)に60歳で入寂されたそうですが、正直、私はよく知りませんでした。

この「書」には、正眼寺住職を務めた谷耕月老師の箱書が付き、調布先生によると、その価値を飛躍的に高めているということです。

またまた、谷老師についても私はよく知らなかったのですが、谷老師には、二階俊博や田中六助といった政界の大物が師事したという話です。戦国時代の安国寺恵瓊http://blog.goo.ne.jp/keiryusai/e/52483bbd78e7a1c4ba49017bd6ec97d3をはじめ、政治家と老師とはいつの時代でも密接な関係があるものなんですね。

つまり、いつの時代でも、老師は、精神的なメンターから政治的仲介交渉人の役割を果たしてきたという意味です。欧米やイスラム世界でも同じでしょうね。

さて、川島老師の「書」の話です。調布先生は「やっぱり、すごい。本物の迫力は違う。いつか見に来てくださいね」とウキウキされております。

世の中、「四川大地震」や「米大統領候補選挙」など色々とあるのに、私も、どうやら「半径500メートル以内」の狭い世界で生きているようです。

でも、いつか、この「書」の写真をアップできたらいいなあ、と思っています。

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