東京・神保町「上海庭」飲み放題・食べ放題コース 3300円
読者の皆様方は、《渓流斎日乗》の表紙の写真が変わったので、さぞかし驚かれたことでしょう。前の「壺」の写真は、このサイトのソフト会社の「無料サンプル版」だったため、世界各国で、全く同じ壺の表紙写真を使ったサイトがあることが分かったからです(笑)。急遽、バチカン市国のサン・ピエトロ寺院の「屋上」から小生が撮影した写真を採用することに致しました。
昨晩は、《渓流斎日乗》独立復活プラットフォーム完成を記念して、お世話になった青年IT実業家の松長社長と、彼の事務所近くの東京・神保町の中華料理店「上海庭」で祝賀会を行いました。
松長社長の行きつけのお店らしく、飲み放題、食べ放題で一人たったの3300円!2人で、ビールジョッキ4杯と紹興酒のボトルを3本も日馬富士のように自由闊達に空けてしまい、すっかり酔って松長社長に御馳走になってしまい、どうやって家に帰ったのか覚えていません(笑)。
◇なぜ産経は「密偵」を批判しない?
祝賀会が始まる前に名古屋の篠田先生から電話があり、「さっき、渓流斎日乗が薦める韓国映画『密偵』を見ってい来たよ。酷いねえ。韓国では750万人が観たらしいけど、反日映画だねえ。何で、産経新聞は黙ってるのかねえ?あれだけ、慰安婦や竹島問題は批判しても、この映画は何の批判もしない。何か裏があるのかね?おっかしいねえ」と一気にまくし立てた後、「でも、それだけ日本人は、植民地時代、彼らに悪いことしたんだろうなあ」とも付け加えていました。
私は、別に「密偵」をお薦めしたわけでなはく、「荒唐無稽な場面があり、ガッカリした」とはっきりと書いてますけどね(笑)。
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◇「途中解約事件」
「飲み放題・食べ放題」コースは2時間の制限でしたが、松長社長が顔が効くらしく、3時間以上も居座って色んな話をしました。
彼の本職には、IT関係のソフト開発やホームページの作成などがありますが、彼はかなり、昔気質の頑固な職人肌の人だということが今回、初めて知りました。
あまり詳しくは書けませんが、某企業から会社のホームページ作成を受注し、完成すればかなり高額な契約だったのですが、先方の対応があまりにも酷かったので、彼の方から違約金を支払って、途中で解約してしまったというのです。
その理由は、先方の担当者がコロコロと変わり、その度に前任者とは全く違うことを依頼してきて、収拾がつかなくなり、すっかり嫌気が差してしまったというのです。
しかし、それはそうだとしても、受注した側はクライアントの身勝手な要望はある程度聞かなくてはなりませんよね。つまり、普通なら妥協するもんです。
そんな妥協知らずの職人気質の彼が、私のような身勝手な人間の要望を色々と聞いてくれて、《渓流斎日乗》のプラットフォームをよくぞ完成させてくれたもんです。感謝の言葉しかありませんね。
彼からは「渓流斎さんの真面目な態度が気に入ったからですよ」と言ってもらえましたが、「途中解約事件」の話を聞いて、まさに奇跡的だと感じました。