名古屋の篠田先生です。
…6月3日付毎日新聞朝刊のコラム「時代の風」で、 作家の中島京子女史が「泥船に乗っている我々」というタイトルで、加計学園、森友問題に触れています。
この中で、中島女史は、報道機関は、日大の運動部やタレント、 芸能人のゴタゴタ問題は、必死に、懸命に追いかけるというのに、 加計学園の加計孝太郎理事長を追いかけているところはない、 という指摘をしています。思わず苦笑してしまいました。「 忖度しているのか」とも書いてありましたが、全くその通りです( 大笑)。…
確かに、この一年、これだけ話題になっている渦中の人なのに、どこの新聞もテレビも追っかけたこともありせんね。
…安倍首相の友人で、ゴルフ、別荘仲間で、この問題の一番要(かなめ)の” ご本尊”なのに、何処のマスコミも、直撃インタビューする様子も気配もなく、中島女史ではありませんが、 これでは手心を加えているか、忖度していると言ってもよいでしょう。…
確かに、その通りですね。
…「国会」でも野党が、加計理事長の証人喚問を要求しているのに、 マスコミは、彼の自宅や大学など、加計理事長を追い回し、 張り込んでいる様子はありませんね。
「プライバシーの侵害!」 で訴えられるのを恐れているのでしょうかね。 安倍首相と実は、裏でツーカーの「北朝鮮」にでも逃亡しているんですかね(大笑)。…
まさか!そんなことはないでしょう。
…「定年」過ぎた共同通信社のしがない広報老人をあれだけ糾弾しておいて、” 安倍人脈”の方は追及しない、追いかけない、では片手落ちです。そんなことばかりやっているから、テレビは、巨悪よりゴミネタばかりを追いかけ回すことになるのです。…
最近では、広報老人より、赤坂クラブ出身の彼のやり手奥さんの方が有名になっているのでは?(笑)
…何処かの新聞社が「加計王国の虚飾を剥ぐ」 の長期連載でもやればよいのです。面白いので、 読者は激増するでしょう。今は”平成版 マムシの周六”はいないのでしょうかねえ?…
マムシの周六とは、明治〜昭和初期の醜聞紙「萬朝報」の創刊者黒岩涙香のことですね。当時最大の権力者だった伊藤博文や山縣有朋らの妾を暴いたという。今や新聞社には、そんな骨太のジャーナリストは皆無に近いし、そもそも新聞社には若い優秀な人材も集まらなくなっているらしいですよ。
…所詮、既存体制(エスタブリシュメント)の宣撫情報機関で、” リベラルエリート”の欧米大手マスコミと、 それを追認するだけの日本のマスコミですから、こういう今の体たらくな状況になったのは、「当たり前」 と言えばそれまでですがね。…
穿った意見ですね。
…それにしても、真面目な話、加計孝太郎さんは何処に逃げているんですかね?一説には、安倍首相が「何処かにとんずらしてくれと!」 教唆したという噂も出ています。朝日新聞の「伊藤律インタビュー」と同じように「架空インタビュー記事」でも出てくれば面白いのですがね。あの紀州のドンファンみたいにならないことを祈ってますが。…
彼の「御近影」として、帽子を被った加計学園の入学式の写真があるので、理事長室に毎日出勤しているんじゃないですかね。…それなら、なぜマスコミが突撃取材しないのか本当に不思議、不思議。いや、謎めいていますね。