世につれ歌につれ、流行語大賞はすぐ消えていく運命?

スペイン・コルドバ メスキータ

毎年恒例の「流行語大賞」の候補作30件が先日発表されました。

小生は、「ニュースを追う」てゆーか、「ニュースに追われる」最先端のメディアの仕事に従事しておきながら、知らない言葉があったことを、茲で正直に告白しておきます。(悔しい)

特に、「Tik Tok」なんて知りませんでしたね。トーシローさんの投稿動画アプリらしいいですけど、あたしゃ、意地でも見ませんね(笑)。

どうせ忘れられることでしょう。(失礼)

確かに「流行語」ですから、最近、その耐久年数は年々、幾何学級数的に減ってきました。

こないだテレビを見てましたら、1990年の流行語大賞だった「ファジイ」について、若い女子アナが「知らないですぅ」と答えたことには驚きましたね。まあ、そんなもんかもしれませんが…。

これでは、「モボ」「モガ」「ミルクホール」を知らないのは当然のことながら、ナウいヤングのアベックが行く「ゴーゴー喫茶」も「歌声喫茶」も全く何のことかさっぱり分からないでしょうね。

スペイン・コルドバ メスキータ

新聞を読んでいると、1964年の東京オリンピックも、1970年の大阪万国博覧会も「生まれる前のことなので知らない」という世代が増え、今さらながら、自分は随分と歳を取っちまったんだなあ、と暗澹たる思いをしてしまったわけです。

ですから、今日はこれでお終い(笑)。

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