ゴーン容疑者を持ち上げたのはマスコミではないか?

昨日の日産の「ゴーン会長」から、東京拘置所に勾留された「ゴーン容疑者」になった人の話の続きですが、早速、新聞各紙は、ゴーン容疑者の「罪状」の連載を今朝の朝刊から始めました。

とはいえ、ゴーン容疑者のことを「V字回復の立役者」だの、「救世主」だのと持ち上げてヒーロー扱いしたのは、新聞や経済誌などのマスコミだったんじゃないでしょうか。

◇クビになった工場労働者の怨霊か

今回の「入り口」の事件容疑は、本当は役員報酬を20億円も貰っていたのに、「高額」との批判を避けるために、10億円と過少申告していたということになります。一番ざんねんな人たちは、「コストカッター」の名の下で、クビを切られた何千、何万人にも及ぶ日産の工場労働者たちでしょう。当然、彼らは泣き寝入りしたことでしょうが、結果的にゴーン容疑者は、彼らの生き血を吸って巨額の富を得ていたことになります。

元工場労働者の皆さんは快哉を叫んだことでしょう。

この事件について、もう少し情報が欲しくなったため、今日発売の「週刊文春」を買ってみました。「強欲ゴーンVS日産『離婚訴訟費用まで』」という見出しにつられてしまったからです。でも、見出し以上の情報はありませんでしたね。嗚呼、買って損したなあ(苦笑)。

◇「おカネに関して、カルロスは正しいことをしたことがない」

悔しいので、同誌に書かれていたことで、「へー」と思ったことを少し並べてみますと、3年前にDV(家庭内暴力)によって離婚した糟糠の妻だったリタさんは、2週間前に「黙らないと賠償命令を500万ドル(約50億円)に上げるぞ」とゴーン容疑者らから恫喝されたそうです。リタさんは、文春砲にゴーン容疑者の家庭内暴力の酷さや、金に対する汚さを暴露していましたからね。

ゴーン容疑者は、2年前には仏ベルサイユ宮殿で、一回り若い米国人キャロルさんと超豪華な「再婚式」を挙げ、2人が住むニューヨークの豪邸は、日産の経費から落としている疑いもあるようです。

ゴーン容疑者の豪邸は、このほか、パリやベイルートやリオデジャネイロなどにもあることは昨日書いた通り。日本の自宅は、プールやジャグジーを完備した家賃推定460万円の港区の高級マンションだったらしいのですが、写真に写っていたマンションは、どう見ても「六本木ヒルズ」に見えました(笑)。

◇馬鹿らしく、空しい

嗚呼、何だかこんなことばかり書いていて、自分でも馬鹿らしく、そして、何よりも空しくなってきました。

それにしても、今朝方入ってきたニュースですが、仏ルノーが取締役を開いて、同社会長兼最高経営責任者(CEO)のカルロス・ゴーン容疑者の解任を見送ったらしいのですが、解せないですね。ルノーの「子会社」に当たる日産を私物化したわけですから、そのうち背任容疑も問われることでしょう。

フランス人の考えることはよく分かりませんね。また、空しくなってきました。

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