ミラノ
【1979年7月19日(木) 曇 宿泊都市:ロンドン】
with 今村氏
Abbey Road
Regent park
Paul McCartney の自宅を見学
朝:食いそびれ
昼:スーパーで66ペンスのチキン、ブレッド、ミルク、トマト しめて1ポンド15ペンス1/2 リージェント・パークのベンチで食べる
夜:ビーフカレー、ビール 1ポンド32ペンス+tax で 2ポンド3ペンス
【補遺】
あこがれのアビイ・ロードの横断歩道を渡って写真を撮り、ポールの家を探し当てた(改築中だった)というのに、感動のひと言も書いていない。どうしたのかなあ?
【7月20日(金) 宿泊都市:ロンドン】
一日中、何もなし。すべて失敗。
ただ一つよかったことは、安い学宿を見つけたこと。食事付きで1泊約2300円。
ピアノが久しぶりに弾けて嬉しかった。
全く迷いどおしの一日。
British Museum に着けば、ギリギリで締め出しを食ってしまった。
明日ももう一泊ここでするので、少しは落ち着くつもり。
あさってはLiverpool に行くと思う。
朝:ホテルのビュッフェ
昼:ハンバーグ92ペンス、ミルク16ペンス、缶ビール25ペンス、コーラ25ペンス
夜:ホステル ビール2本 54ペンス
ホテル:International Student Center 4ポンド71ペンス
【補遺】
何が失敗だったのか、よく覚えていない。
【7月21日(土) 曇 宿泊都市:ロンドン】
朝はEarl’s Court を散歩したり、郵便局へ行ったりしたらつぶれてしまった。ポストカード 15ペンス
昼はBritish Museum に行く。
夜は Picadely Circus で下らぬ映画 2ポンド50ペンス
地下鉄 80ペンス×2 ビール 66ペンス
ホテル:ISC 4ポンド71ペンス
【補遺】
大英博物館で、エジプトのミイラを見て圧倒されたりしたが、記述は全くなし。もちろん、映画を何を見たのか覚えていない。
【7月22日(日) 曇 宿泊都市:リヴァプール】
あこがれのリヴァプール! 結構広いのでビックリした。午後4時に着いて、インフォメーションセンターでYMCAを紹介され、落ち着く。西独のグループと一緒になる。
ロンドンのイーストン駅からリヴァプールのライム・ストリート駅まで20ポンド50ペンス。5時間くらいかかったが、車中、8歳のかわいい女の子と暇をつぶした。母はチェコ人、父はスペイン人、彼女は英国人というので、感心してしまった。最初は男の子かと思った。
宿に着いて、ブラブラしていたら親切なおじさんが「バス(64ペンス)に乗ったらいい」と教えてくれた。かなり寒かった。ペニーレインまではすぐ分かったが、ジョンの自宅の方はひどく迷った。まるっきり規模が違うのでビックリした。
ここは午後10時でもまだまだ明るいので、すぐ時間がたってしまう。クオリーバンク中学の横にはどでかい公園があって、ジョンもここで遊んだんだろうなあと思うと胸がつまってきた。
ミミおばさんの家では、せっかく我々は日本から来たのだからと思って、ブザーを押したら、奥さんが出てきて、「ミミおばさんは、もう13年前に引っ越した」と話してくれた。「そういえば、そうだ」と思って、「悪いことをした」と思った。
朝:ISTのビュッフェ
昼:車中 57ペンス
夜:Wimmpy で 140ペンス ハンバーグ53ペンス
ホテル:YMCA ダブルで3ポンド90ペンス
【補遺】
ジョン・レノンが住んでいたリヴァプールに自宅に、関係者が住んでいるわけがなく、ブザーを鳴らしに来た日本人は何百人といたことでしょう。悪いことをしました。