本日発売の「週刊ポスト」誌は「年金消滅!健康保険も失業保険も廃止になる! 菅首相と竹中平蔵ブレーンがブチ上げた『月7万円ベーシックインカム』の企み」とやれば、若者向きの「週刊プレイボーイ」まで、「パソナ竹中平蔵さんを歴代首相はなぜこんなに寵愛するのか?『月7万円ベーシックインカム&年金廃止』提案で騒然、菅首相も就任2日後にご会食!」なんてやってますね。
中身を読んでいないので詳細は分かりませんけど、またもや、あの東洋大教授、実はパソナ会長、オリックス社外取締役、SBIホールディングス社外取締役…の竹中平蔵氏(69)が世間を騒がしています。
竹中氏が「月7万円ベーシックインカム」の持論を展開した最初が「週刊エコノミスト」誌(毎日新聞出版)6月2日号だったといわれています。彼はインタビューで、「例えば、月に5万円を国民全員に差し上げたらどうか。その代わりマイナンバー取得を義務付け、所得が一定以上の人には後で返してもらう。これはベーシックインカムといえる。実現すれば、生活保護や年金給付が必要なくなる」と発言されております。
それが、9月23日に放送されたBSーTBS番組「報道1930」では、「国民全員に毎月7万円を支給したうえで、マイナンバーと銀行口座をひも付けて所得を把握し、一定以上の高所得者には給付後に返納させる『所得制限付きのベーシックインカム』」を改めて発言しました。
おお、5万円から7万円に上がった!と喜んでいる場合じゃありません(笑)。家賃やら公共料金、携帯代など払って月7万円なんてとても暮らしていけません。敏感な市民からは、ツイッターに<#竹中平蔵は月7万円で暮らしてみろ>というハッシュタグ付けて書き込みが始まってます。
ま、あまり愉快ではない話はこの辺にして、本日は本格的なインドカレーが食べたくて、ランチは銀座の「デリー」に久しぶりに行って来ました。
神保町を特集したテレビ番組を見ていたら、「共栄堂」「ボンディ」「カヴィアル」「仙臺」…と美味しそうなカレー屋さんが出てきて、食べたくてしょうがなくなってしまったのです。昼休みは、時間がないので神保町まで行けず残念!
そう言えば、もう30年も昔、文芸記者だった頃、週に2~3回は神保町に通ったものです。書評用の本を買ったり、岩波書店や小学館などの出版社に行って取材したり、です。その時、よくランチに行ったのが、東京堂近くの「キッチン南海」でした。それが、今年のコロナで閉店になってしまった、ということでショックでしたが、最近、また近くで再開したというのでいつか行ってみようかな、と思っています。
カレーの話でした(「キッチン南海」もカツカレーが旨かった)。この銀座「デリー」も会社が日比谷にあった30年前によく行ったものでした。今回、30年ぶりぐらいに行ったのですが、ビルが建て替わって店もスタッフも全く新しくなっていて、「スープカレー」屋さんだったこともすっかり忘れていました。でも、「30年前もスープカレーだったかなあ」と今でも疑っていますが(笑)。
この店、ランチは銀座にしては手頃な値段で、スパイスも本格的ですから、話のタネとして一度は行ってみる価値があるかもしれません。でも、やはり、カレーなら、安くて美味しい神保町がいいなあ。