Paris
昨晩の7時のニュースを見ていたら、いきなり、何の脈絡もなくデヴィッド・ボウイが出てきたので、「何かの番宣かな?来日するのかな?」と思った途端、字幕で「デヴィッド・ボウイさん死去」と出るではありませんか。
驚きましたね。本当にショックでした。デビッド・ボウイの公式ツイッターが、彼が10日に死去したと発表したのを、英国BBCが速報で伝えたことから、ニュースが全世界に瞬く間に広がりました。
まだ、69歳だったとは!彼は、この1月8日に69歳の誕生日を迎えて、その日に久しぶりに、ニューアルバムをリリースしておりましたから、てっきり、元気でバリバリにやっているのとばかり思っていました。だから、「来日ツアー」の宣伝かと勘違いしたのです。
そしたら、1年半の闘病生活での末、がんで亡くなったというではありませんか。。。
デヴィッド・ボウイは1970年頃からグラム・ロックのスーパースターとして、Tレックスとともに、日本でも注目されました。私もまだ多感なエイジでしたから、衝撃的でした。男のくせに、(とわざと書きますが)、お化粧をして、中性的で、どこか宇宙人みたいな印象を受けました。しかし、彼の影響で、ストーンズのミック・ジャガーらも化粧しだしますし、その後のビジュアル系のロックバンドのほとんどは、彼の影響を受けたことでしょう。私は、彼の代表作でもある「スターマン」(1972年)が大好きでした。この曲は、彼の5枚目のアルバム「ジギー・スターダスト」に収録されています。
デビッド・ボウイは、音楽ステージに演劇的要素を取り入れて、音楽を単に「聴く」だけから、「観る」まで広げた先駆者じゃないかと思っています。でも、音だけ聴くとめちゃくちゃ唄がうまいですね。
ボウイさん、本名デヴィッド・ロバート・ヘイワード=ジョーンズさんのご冥福をお祈り申し上げます。
◇結婚格言
アランの「幸福論」を読んでいたら、「ロマン・ロランが云った」として、こんな文章が引用されていました。
・幸せな結婚生活を送っている夫婦はめったになく、しかも、それにはもっともな理由がある。
アランの「幸福論」は、10代で読んだので、内容をすっかり忘れているどころか、当時は、人生経験がないので、ほとんど腑に落ちなかったのですが、今の年になれば、色んな経験をしましたから、読むと、身に沁みますねえ(苦笑)。
そこで、ネットで検索したら、結婚に関して、古今東西の色んな「格言」が出てきました。その中で面白かったのはー。
・女は二種類に分けられる。結婚だけを夢見ている独身女性と、離婚だけを夢見ている既婚女性の女に。(ジョルジュ・エルゴジィ)
フムフム、なるほどねえ。
・結婚をしばしば宝くじに例えるが、それは誤りだ。宝くじなら当たることもあるからだ。(バーナード・ショウ)
さすが、皮肉屋ショウらしい、捻りが効いていますね(笑)。
ご同輩
渓流齋氏並びにご同輩諸氏へ 。微苦笑の底で、心屈することなかれ。
いざとなったら、我らの心には「ヤースナヤ・ポリャーナ駅」があるぞい。
もしかしら、渓流齋氏は大トルストイの家出に準じるご経験でも?