やられたあーーー
釈正道老師が、自ら「釈悪道」と名乗って、ケチを付けてきました。
渓流斎ともあろうお人が、「遅かりし、蔵之助」とは! 「仮名手本忠臣蔵」では「遅かりし、(大星)由良助」です。蔵之助も大間違い。本物は大石「内蔵助」ですからねえ。他人のミスに気が付くのは超キモチイイー。 匿名マスク希望の釈悪道より。
ググググ…、昨日書いた記事の間違いの御指摘ですが、まさに正論、合っていますからグーの音も出ません。恐らく、蛇のように執念深い釈正道老師は、この間の借りを返そうと、何か機会がないかと目を皿のようにして私のブログを毎日、細かく点検していたに違いありません。悔しいですが、私の負けです。やられたあーーー
さ、気分を換えて、困った時の「銀座ランチ」です。
その前に、「世界の三大料理」とは何か、釈正道老師は御存知でしょうかねえ?(笑)。フランス料理、中華料理はすぐ出てくるでしょうが、三番目はすぐには出て来ないはず。あれ?イタリア料理かなあ?ドイツ、イギリス、アメリカ料理は論外だし、まさか、和食かなあ…?
ムフフフフ、残念、答えはトルコ料理でした。何でえ? はい、私も何でかなあ、と思います。一体誰がそう決めたんでしょうか? それすら分かりません。
そもそも、三大料理と言ってもフランスに本格的料理を伝えたのは、1533年、仏王アンリ二世と結婚したイタリアのメディチ家のカトリーヌ の料理人と言われていますからね。となると、三大料理は、フランス料理ではなく、本家本元のイタリア料理のはずです。当時、ナイフとフォークもイタリアからフランスに持ち込まれたといいますから、何をか言わんやです。
儘よ。本日はその世界三大料理の一つ、トルコ料理に挑戦してみました。
注文したのは、ミックスケバブ・ランチ 1100円です。
最初に出てきたのが、野菜スープでした。初めて食したと思いますが、どうも、微妙な味でした。美味いのか、美味くないのかと言えば、滅法、美味いのです。トルコは地政学的にも、アジアとも、ヨーロッパとも言われていますが、その欧州とアジアの味が微妙にミックスされたような、何とも表現のしようがない味でした。クセになりそうでした。
世界史に出てくるオスマントルコ帝国の最大勢力機の18世紀には、ハプスブルク帝国の首都ウイーンにまで迫まりました。モーツァルトの「トルコ行進曲」もその時に作曲されたと言われてます。が、これまた記憶で書いているので、またまた、釈悪道の野郎に間違いを指摘されそうです。くわばら、くわばら。
ケバブは、チキンとビーフがありましたが、両方味わいたかったので、ミックスにしました。んー、ごめんなさい。期待したほどじゃなかったかなあ。味付けもちょっと辛かった。
むしろ、写真右のトルコ・パンが絶妙に美味かったでしたね。
東京都内では、12日(月)から新型コロナウイルスの緊急事態宣言に準じた措置が取れる「まん延防止等重点措置」が発令されたので、お客さんは疎らでした。
そのせいなのか、注文していないのに、お店の人が「トルコ・ティー」をサービスしてくれました。メニューを見たら、250円もしました。うーむ、これも普通の紅茶と味は変わらず、トルコらしさは分かりませんでしたけど。
勿論、会計の際、お店の人から「また次もお願いします」と、目を見つめながら念を押されてしまいました。
嗚呼、また、行かないわけにはいかなくなってしまいましたねえ。