再び「大政翼賛会に抗した40人」…

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gooブログには便利な「アクセス解析」というものがありまして、どんな方がアクセスされているのか、個人のアドレスまでは分かりませんが、どんなキーワードでアクセスしてきたのか、分かるようになっています。

4月26日は5028ものPV(ペイジビュー)があり、全体の第22位だったことは先日書きましたが、原因はやはり、オノ・ヨーコさんのようでした。

当日は、「オノ・ヨーコ、 認知症」で検索した方が最も多く、幸か不幸か、たまたま、仕方なく(笑)この渓流斎ブログに突き当たった方が多かったわけです。その後、渓流斎ブログは、71位、322位、764位、1491位、2872位とランキングは落ち込みましたから、私としては、やっと正常に戻りつつあるのではないかと分析しています。

以前は、6000位から7000位の間でしたからね。

ということで、渓流斎ブログは、いつもらしい傍若無人の(笑)備忘録に戻ります。

盆栽展外伝

楠精一郎著「大政翼賛会に抗した40人 自民党源流の代議士たち」(朝日新聞社)は、戦時下に軍部の意向に逆らってまで大政翼賛会に反対し、議会政治を守ろうとした衆議院院内会派「同交会」に結集した37人プラス3人を取り上げたものです。

大政翼賛会体制とは、「一強多弱」の議会政治体制のことです。歴史は繰り返しますね。

こんな早く「いつか来た道」に戻るとは思いませんでしたが。

最近、本は一度読んだだけでは覚えられなくなりました(笑)。そこで、彼らの経歴を出身別にまとめてみましたー。

【新聞記者】
●田川大吉郎(1869~1947)長崎出身。東京専門学校卒。郵便報知新聞~都新聞~台湾新報。憲政会など。

●安藤正純(1876~1955)東京・浅草出身。東京専門学校卒。日本~朝日新聞社。政友会。

●河野一郎(1898~1965)神奈川小田原市出身。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞社。山本悌二郎農水相秘書を経て、政友会鳩山一郎派。戦後、日本民主党結成。鳩山内閣で農水相。

※このように朝日新聞出身者は、他に、自由党総裁緒方竹虎(二・二六事件の際、主筆兼常務取締役として青年将校と対峙)らに代表されるように、反日でも左翼もでもなく、保守本流の本派、元祖のエスタブリッシュメントだということが分かります。

【大学教授】
●植原悦二郎(1877~1962)長野出身。ワシントン州立大学卒。明大教授などで政治学、比較憲法学。政友会など。

●世耕弘一(1893~1965)和歌山県新宮市出身。日大卒。朝日新聞社、ベルリン大学留学を経て、日大教授、近畿大学総長。政友会

【院外団】
●大野伴睦(1890~1964)岐阜出身。明大退学処分。鳩山一郎に兄事。戦後、衆院議長。林譲治、益谷秀次と自民党御三家。

【弁護士】
●斎藤隆夫(1870~1949)兵庫・出石出身。早稲田専門学校卒。弁護士合格。鳩山一郎の父鳩山和夫法律事務所で見習。明治45年初当選。昭和11年の粛軍演説、15年の反軍演説で除名処分。戦後、日本進歩党最高幹部。

●星島二郎(1887~1980)岡山・倉敷出身。六高~東京帝大卒。大正9年、立憲国民党から初当選。治安維持法に反対。戦後、衆院議長。後継者は、秘書だった加藤六月(運輸族のドンと呼ばれた)

※体制派にいて、治安維持法に反対することは、よほど生命の危険を顧みず、勇気のあることだったと思います。

●片山哲(1887~1978)和歌山県田辺市出身。東京帝大卒。弁護士。社会民衆党など。戦後、首相。

●鳩山一郎(1883~1959)東京帝大卒。弁護士。政友会。戦後、首相。

●三木武吉(1884~1956)香川県高松市出身。東京専門学校卒。明治40年、判事検事登用試験に合格。のちに枢密院議長となる原嘉道法律事務所で弁護士。東京市議会議員などを経て、憲政会衆院議員。戦時中、軍部の横暴に抵抗。昭和30年の保守合同では、政敵大野伴睦と手を結ぶ。

【地方議員】
●坂東幸太郎(1881~1974)香川出身、旭川市移住、早大卒。旭川市会議員経て、衆院議員。憲政会・民政党。治安維持法に反対。

●林譲治(1889~1960)高知県宿毛市出身。京都帝大卒。宿毛市長、高知県会議員を経て、衆院議員。鳩山一郎派。父は、逓信相農商務相を務めた林有造。吉田茂の実父竹内綱代議士とは従兄弟。従って、林譲治は、吉田茂とは又従兄弟で、吉田第一次内閣では、書記官長(官房長官)。

盆栽展外伝

【軍人】
●宮脇長吉(1880~1953)香川出身。陸士15期。政友会。斎藤隆夫除名反対7人のうちの1人。。佐藤賢了中佐「黙れ」事件の当該者。

●原口初太郎(1876~1949)福岡出身、陸士8期。中将、政友会。斎藤隆夫除名投票棄権。

【裁判官・弁護士】
●名川侃一(1883~1944)広島出身、明治法律学校卒。東京地裁部長退官後、弁護士。甘粕事件弁護人。政友会。

●一松定吉(ひとまつ・さだよし、1875~1973)明治法律学校卒。大審院検事で退官。民政党。

※私学出身者は、帝大出身とは違い、将来の出世が見込まれないため、政界に転出する人が多かったようです。

【外交官】
●芦田均(1887~1959)京都出身、東京帝大卒。ペテルブルク、パリ大使館勤務。政友会。戦後、首相。

【政治秘書】
●川崎克(1880~1949)三重県伊賀市出身。日本法律学校卒、尾崎行雄の秘書。民政党代議士。

以上 果たして茲まで読まれる方が何人いるでしょうか?

これでアクセス数が減ることでしょう(笑)。

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