オニユリ
史上最年少棋士の藤井聡太四段が、デビュー戦以来無敗、歴代単独1位となる29連勝を昨晩達成したということで、日本の社会は大フィーバーです。皆んなアース・ウインド&ファイアーの曲をかけてデスコで踊ってます。
神谷広志八段(56)が1987年に達成した公式戦連勝記録の28を30年ぶりに塗り替たということで、藤井四段の出身地、愛知県瀬戸市では大手紙が号外まで出したそうな。
何と言っても、藤井四段はまだ14歳。2002年7月19日生まれということですから、平成どころか、21世紀生まれじゃありませんか。20世紀の昭和生まれの人間から見ると、何ともまあ、別世界の異次元の人間に見えます(笑)。
私は、囲碁将棋はやらず、全くの素人なのですが、将棋の「四段」というのは途轍もなく強いんだそうですね。藤井四段は、デビュー戦の加藤一二三「九段」を破るぐらいですからね。
私は将棋を知らないので、ついつい下世話なことに疑問を持ってしまいます。
母親は、ちょくちょくマスコミに出てきますが、父親は殆ど出てこない。一体どういう方なんでしょう?とか、どういう教育で、このような天才が生まれたのだろうか、とか、極めてレベルの低い疑問です(笑)。
藤井四段は、5歳頃に祖母から将棋の並べ方を教えてもらってから興味を持ち、メキメキ実力をつけて小学四年で、プロの登竜門「奨励会」に入会しました。
現在、名古屋大学附属中学の3年生。いわゆるひとつの偏差値が非常に高い学校で、相当地頭も良いようです。
大変な負けず嫌いの性格で、通った地元の幼稚園は「モンテッソーリ教育」と言われるユニークな教育法を取り入れることで知られ、藤井四段は、3歳にして早くも単純作業でも飽きずに繰り返し、最後までやり遂げる不屈の忍耐力を身につけたようです。
これは、同じ愛知県出身の天才イチローが、小さい頃から毎日毎日、バッテイングセンターに通って同じ動作を繰り返して忍耐力を身につけてやり遂げてきたことに共通点があるように思えました。
藤井四段の父親は、大手住宅設備機器会社(どこなんでしょうかなえ?)の会社員なんだそうで、40歳代だと思われます。両親とも将棋はアマチュアレベルだそうですから、藤井四段は天才とはいえ、後天的な要素がかなり強いことが分かります。
これだけ、有名になれば、広告代理店も黙ってません。既に大手学習塾やチョコレート会社が名乗りを挙げているそうです。
村下ファンドなら既に株を買い占めているかもしれません。あ、駄目ですよ。皆さんが行動を起こす頃は、売り抜けられてますから(笑)。