ジェーン・グードル博士の逸話から

いい話を聞きました。

チンパンジーの世界的な研究家として知られるジェーン・グードル博士が、まだ研究を始めて間もない頃、アフリカのジャングルの奥深くに分け入って、いくら努力してもチンパンジーを見つけることができませんでした。「声はすれど、姿は見えず」状態が何ヶ月も続きました。

そこで半ば諦めたグードルさんは、ジャングルで不貞寝をする格好で横になってしまったのです。すると、どうでしょう。あれ程追い求めていたチンパンジーの方から好奇心を持って近づいてくるではありませんか。中には大切な食べ物であるドングリを持ってそっと手渡してくれました…。

この話を聞いて、友人の話を思い出しました。彼は新聞記者でしたが、上司と喧嘩をして挙句の果てには、「人が住む所ではない」北海道の激寒地に飛ばされました。そこでは、不慣れな営業マンに「宗旨替え」をさせられました。そこでは、誰一人知る人はいません。地縁、血縁、それに看板もありませんでした。最初はがむしゃらにニュースや本を売り歩きました。しかし、頑張れば頑張るほど空回りして相手は逃げてしまい、契約は1本も取れませんでした。そこで彼は、半ば諦めて、外に出歩くことはやめて、暗い顔をして狭い雨漏りのする事務所で一人、じっとしていました。もう精神的圧迫に耐えられませんでした。

すると、どうでしょう。今まで全く相手にしてくれなかったクライアントの方から徐々に電話が掛かってくるようになり、結局、大きな契約を取ることができたのです。

めでたし、めでたし。

“ジェーン・グードル博士の逸話から” への1件の返信

  1. めでたしめでたし
    恋愛でも、追いかけられると逃げたくなりますもんね。笑
     そういえば、ひつじも、追うと逃げてしまいますが、
      じっとしてると寄ってきましたよ~~~
     
     

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