勇気

ロンドン大学で哲学の上級講師を務めるグレイリング氏が、ガーディアン紙に寄稿したコラムから(拙訳)。

戦闘や冒険よりも、日常生活の方がもっと異常とも言うべき勇気が必要とされる。なぜなら、悲嘆、病気、失望、苦痛、競争、貧困、喪失、恐怖、心痛といった人生ではどうしてもありえてしまう、避けられないことが起きるからである。これらのすべては人ならその状況で誰しも味わうことであり、毎日、何十万人の人が体験していることだ。エベレストによじ登ることさえ簡単に思わせてしまうようなある種の忍耐と勇敢さが求められる。
(中略)
夜、苦痛で眠れなかったり、毎朝、悲嘆に暮れて目が覚めたり、それでも起き上がって、その人がベストを尽くして頑張り続けること。それこそが勇気そのものではないだろうか。

“勇気” への1件の返信

  1. 解けたのは95%

    接遷の理
    「接遷の理」・・・・・ふれたものの 影響を 受ける
    意識していても いなくても
    だからこそ 触れるものを 自分で しっかり 選んでいこう
    見るもの 聞くもの 香り 手にふれるもの 話すこと すべて
    心の声 に 耳をかたむけて
    そして 何より 自分の中からく

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

旧《溪流斎日乗》 depuis 2005 をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む