私事ながら、昨年、インフルエンザの予防接種をしながら、インフルエンザに罹り、一週間も寝込んでしまいました。どうやら、インフルエンザにはA型だのB型だの3種類あって、おそらく、私が受けたワクチンとは違う種類のインフルエンザに罹ったらしいのです。
まるで、丁半博打みたいですね。
しかし、新型のインフルエンザに関しては、もう冗談は通じません。世界保健機関(WHO)も「Pandemic」(大流行)といって、警戒を強めています。
新型インフルエンザというのは、高病原性鳥インフルエンザのH5N1と呼ばれるウイルスがその一つで、鳥から鳥へ感染していたものが、変異して、鳥からヒトへ感染し、ついにヒトからヒトへ感染したものを指すらしいのです。
全く素人が書くものなので、詳細というか真相を知りたい方は自分でお調べになった方がいいのですが、この新型インフルエンザが、1918年のスペイン風邪(全世界で4000万人が死亡)や1968年の香港カゼのように、世界的に大流行すれば、日本では、2500万人が感染し、そのうち200万人が入院し、60万人から70万人の犠牲者が出ると予想されています。
とんでもない数字ですね。専門家は「一刻も早い対策を」と警鐘を鳴らしていますが、一般の人にはさほど危機感を感じていないようです。
予防策は、まず罹らないことなのですが、流行してもワクチンがなく、せいぜい、ワクチンができるまで半年は掛かるという話ですから、防ぎようもありません。半年も経てば夏になって、流行も終わっていることでしょう。とにかく、ウイルスにとって、乾燥した冬場が勝負なのですから。
皆さん、気をつけましょう。
この冬を乗り切って、生き延びましょう。