トリノ冬季五輪が開幕しましたね。でも今のところ、日本選手の成績は芳しくありません。
残念ですね。応援が足りないせいかもしれません。
スポーツというのは確かに自らやって楽しむものですが、「観客」として応援することも立派なスポーツだという気がしてきました。こんなことを言うのも恥ずかしいのですが、かつて私はスポーツ記者をやっていたことがあり、冬季五輪は、札幌やインスブルックやレークプラシッドやサラエボならはっきり覚えているのに、リレハンメルだの、アルベールビルとなると全く覚えていません。その頃、スポーツ取材から離れていたせいで、ほどんど見なかったからです。
選手となると、黒岩彰や橋本聖子なら詳しいのですが、それ以降のメダリストとなるとあまりピンとこないのです。
アイデアマンで知られる日本サッカー協会の川口会長がJリーグのチェアマンだった頃、「12番目の選手がサポーターだ」というようなことを発言していました。そう、スポーツは観客としてでも参加しないと、印象に残らないのです。思い入れが全く違うのです。お金がかかった競馬なら尚更かもしれませんが…。
ということで、トリノ五輪は「感動」してみようかと思っています。早く、日本のメダリストが出てこないかなあ。