マインドゲーム

「明日の晩に、ある会合がありますが、どうしても会いたくない憎悪している人が出席するので、私も欠席しようかと思います。仮に出席したとしても、彼を無視するか、黙殺するしかありません。もしくは、相手に文句を言って争うか、妥協して、追従笑いをするしかありません。どうしたらいいでしょうか?」

あなた「どうなることを望んでいますか?」

「彼とかかわりたくないというのが正直な気持ちです。できれば欠席したいが、かといって、彼一人のために、欠席したくない。彼以外の人で会いたい人がたくさんいる。彼一人のために妥協したくない」

あなた「何の妥協ですか」

 「彼がいなければ気持ちよく出席できる。彼に気兼ねする必要があるのかーというのが妥協です」

あなた「あなたが関わりたくないのは、その人そのものではなく、その人を通して感じる憎悪でしょう。たとえ、相手が突然死んで、この世から去っても、あなたの心は穏やかではないでしょう。そうやって戦い続けるのですが、以前、あなたが同じようなめに遭った時、あなたの心は平和でしたか?今、人間関係が幸せですか?闘っている相手は、その人ではありません。どんなに排除しようとしても、あなたの心が変わらない限り、また新しい憎む相手を創るでしょう。同じ方法ではもうもううまくいかないこと気がついているのではないのですか?相手が変わってからあなたが変わるのですか?どうか愛を選択してください。もうそれしか、繰り返しの悪循環から逃れることはできません。自分を守るためにうまく立ち回って、あなたは生きてきませんでしたか?あなたが気になる人は良くも悪くも、あなた自身が反映している鏡なのです。みんな自分の立場を守りたいだけなのです。同じなのです、相手もあなたも同じなのです。相手を憎むことは、自分を憎むことになってしまうのです。あなたがそうしたいなら、憎み闘う人生を送ればいいのです。あなたがそうしたいのなら、そうすればいいのです。答えはあなた自身の中にあり、もうすでにあなたはその答えを知っているのです」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

旧《溪流斎日乗》 depuis 2005 をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む