サバを読む

世の中、知らなかったことだらけです。

サバを読む、という成句は、昔からよく知っていましたが、それは

鯖の数を水増しして読むという意味から来たとは知りませんでした。

鯖は痛みやすく、その数を数えている間にでも、すぐ腐ってしまうそうです。

ですから、かつて、鯖は、獲れるとすぐに、塩漬けにしたり、糠漬け(へしこ)や、なれずしにして、若狭から京の都に運んだそうです。その道を「サバ街道」と呼んだそうです。

羽田空港で「若狭の浜焼き鯖寿司」というのも偶然に見つけて、食したことがあります。美味快感。生きていてよかった、といえるほどの味でした。

「寿司談義」が盛んですが、決して、サバを読んだわけではありません。

悪しからず。

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