銀座「スイス」のカツカレー

日本のカツカレーの発祥地と言われる銀座のグリル「スイス」(3丁目)に行ってきました。

昭和23年、プロ野球巨人の名二塁手、千葉茂さんが、「カレーの上にとんかつを乗せてくれ」と注文するようになって、できたというのが真相らしいです。「スイス」は当時6丁目にあり、千葉さんが贔屓にしていた洋品店が側にあったそうです。今でも「千葉さんのカレー」というのがメニューにあります。

千葉さんは知る人ぞ知る存在で、ひと言で言うと、あの長嶋茂雄さんの前に巨人で背番号「3」を着けていた人です。1956年に引退しているので、現在55歳以上の人でないと、現役時代の千葉さんを知らないでしょう。

色々、調べているうちに、千葉さんの愛称は「猛牛」で、巨人の監督を友人の川上哲治に譲り、近鉄の監督として迎え入れられた時、わざわざ、近鉄パールズから近鉄バッファローズ(猛牛)に名前を変えたということを知りました。その際、球団旗のマークを千葉さんの友人の芸術家、岡本太郎さんにデザインしてもらったのです。そういう経緯があったとは知りませんでしたね。もう、近鉄球団は消滅しましたしね。

ところで、カツカレーは、普段1050円ですが、何かのキャンペーン中で、950円でした。

4年ぶりくらいに食べましたかね。懐かしい味でした。★

「千葉さんのカレー」は1350円で、ちょっと量が多く、サラダも付いています。お奨めは、こちらの方です。

 

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