ラファエロの間
(続き)
抗加齢に興味を持ち始めたのは、最近、どうも自分の健康状態が優れないからです。
しかし、病院に行くと、医者は数値しかみないので、「数値は一応正常の範囲です」と言って、追い返されてしまいます。これだけ、痛いので、体は何かを訴えているはずです。何かの予兆か、シグナルのはずです。それが、数値に表れないという理由だけで追い返されてしまうのでは納得できません。それも、3時間も待たされて、診察は30秒で終わりですからね。東京は本当に嫌なところです。
アンチエイジングの本の中で、長生きするには、「心構え」が大切と何度も説いています。病気にならないためには、より健康な肉体と精神を手に入れることーと奨めています。
しかし、現代社会で、ストレスを避けて生きることは、不可能に近いです。よって、なるたけ、心を清浄にして、プラス志向を持つしかない、とこの本では力説しているのです。
気に入った箇所を再録します。
「何はともあれ、自らの脳に対して、プラス情報や自分が期待され望まれているとのイメージを常に焼き付ける努力をしていく必要がある。自ら常に若々しい好奇心と、家族や社会や世界のために有意義な仕事を成し遂げようという思いが、脳を常に刺激し活性化する。そのことが人間の肉体を若く維持する力になる」(75ページ)
この文章をもう一度読んでみてください。