文語文がブームだそうですね。
とはいえ、実際に文語文に接するとなると、教養がないとなかなかついていけません。
たまたま、人気、文語サイト「文語の苑」にある岡崎久彦氏による「蹇蹇録」の解説で、「嚼蝋の感なき能ず」という言葉を説明していますが、まず、漢字が読めません。
「嚼蝋(しゃくらふ)の感なき能(あたは)ず」と読み、「砂を噛むよりもその含蓄は深いものがある」ということだそうです。昔の教養人はこういう言葉がすっと出てきたのでしょうが、戦後教育を受けた人間にはまず太刀打ちできませんね。
何と言っても、パソコンでは、すっと漢字が出てきません。
とはいえ、志を持って、これから少しずつ勉強してみようかと思っています。
パソコンなどしている暇ないですね。
ちなみに「蹇蹇録」は…あ、これは説明するまでもありませんね。「易経」から採った言葉(「蹇蹇匪躬」=心身を労し、全力を尽して君主に仕える意)です。