「青春の門」はいまいちでした

 池袋の「あうるすぽっと」で、北九州芸術劇場プロデュース「青春の門 放浪篇」を見てきました。

原作・五木寛之、脚本・演出は、演劇企画集団THEガジラの鐘下辰男ですから大いに期待して見たのですが、がっかり。面白くなかったです。

 

やたら、殴る暴力シーンが多く、女も男もやたらと喚くシーンが多く、ドタバタでとても安心して感情移入することができませんでした。途中で帰ろうかと思ったくらいです。

地方の文化を東京に逆発信する異例とも言える野心的試みでしたが、これでは観客はついていけないでしょう。

残念でした。

会場で、10年ぶりぐらいに大池君と会い、帰りに一緒に飲みました。同い年なので、お互いに老けたと思ったのですが、彼はちょっと太ったなあという感じで、私より10歳も若く見えました。私はあれから極北の地に流刑されるなど、仕事の面では大変苦労をさせられたので、彼より10歳以上老け込んでしまいました。

彼は今、広告の関係をしていて、スポンサーに会って、色んな内幕話が聞けるので楽しいと話していました。最近、上野駅近くにマンションを買ったらしく、羨ましくなってしまいました。

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