銀座の恋の物語

「デスペラートな妻たち」に強力なライバルが現れて、借りようとしたレンタルDVDが既に借りられてしまいました。目下、第2シーリーズの第4巻までいきました。スーザン、ブリー、リネット、ガブリエル、イーディーそしてマイク、ジョージ、ポールとみんな夢にまで出てきそうな強烈なキャラクターで、早く彼らから逃れたいと思っています。

 

仕方がないので、他のDVDを物色して「銀座の恋の物語」と「気狂いピエロ」を借りました。

 

「銀座のー」はもちろん、石原裕次郎と浅丘ルリ子主演の映画で1962年の作品です。記憶喪失になる荒唐無稽なストーリーには興味がなかったのですが、46年前の銀座がどんな風景だったのか興味があったのです。

 

驚きました。全く変わり果てて、面影すら残っていないのですよね。唯一、残っていたのは、この映画で最初と最後に出てくる銀座4丁目の和光の時計台だけです。向かいの三愛ビルは「建設中」でした。もちろん、道路には路面電車がまだ走っています。かすかに日劇と数寄屋橋が出てきます。そうか…。東京が変わり果てたのは、この後だったんですね。1964年の東京五輪に向けて、首都高速が作られ、川はほとんど埋め立てられんですね。

どういうわけか、銀座の松屋デパートが何度も出てくるのですが、恐らく、映画とタイアップしたからでしょう。もちろん、今の「MATSUYA」とは全く似ても似つかない百貨店です。

画家役の裕次郎とミュージシャン役のジェリー・藤尾が下宿している屋根裏部屋みたいな銀座のビルはどこら辺にあったのか、見当もつきませんね。そうそう、日比谷公園の噴水が出てきました。昔は夜はネオンでライトアップされていたんですね。

裕次郎も浅丘ルリ子も20歳代でしょうか。若いですね。二人とも歯並びがガタガタのところが新鮮でいいです。今の芸能人は、老いも若きも気味が悪いほど、白く矯正していますからね。

江利チエミも出演していて、時代の最先端のファッション・シーンが出てきますが、今では全く、通用しないファッションなので、ファッションというのは本当に一過性なんだななあと思ってしまいました。

 

「気狂いピエロ」はヌーベル・バーグの旗手ジャン・リュック・ゴダールの代表作(1965年)です。主演はジャン・ポール・ベルモンドとアンナ・カリーナ。

よく分からない映画でしたね。台詞が観念的すぎて、ちょっとついていけませんでした。昔はこれが「高尚」だと思われていたんでしょうね。でも、こういう作風ならやはり、ヌーベル・バーグは廃れるはずです。難解さと高尚さと紙一重かもしれませんし、この映画は誰でも知っている歴史的な名作かもしれませんが、私的には、ちょっと趣味が合いませんでした。途中で飛ばしてしまいました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください