築地「天ぷら 黒川」で特製天丼食す

 東京・築地の天ぷらと言えば「黒川」と、もう20年以上昔に聞いたことがあったのですが、なかなか機会に恵まれず、本日やっと重い腰をあげて実現させました。

 最近、このブログで、政治的なことばかり書いていたところ、当局の監視の目がうるさく、当たり障りのない話題で煙に巻こうと思ったからでした(笑)。

 いわゆる築地場外市場の奥の奥の路地にあり、すこし分かりづらい。でも、とっても小さな店だったので、「えっ?これが、あの有名な『黒川』?」と思ったぐらいでした。何しろ、テーブル2卓とカウンターの13席しかないといいますからね。

 今はコロナ禍なので人が少なく、待たずに済みましたが、普段の昼時ともなりますと、外の腰掛で、結構待たされるようです。

 この店は、最低でも天丼の1500円、定食は3000円からですから、暖簾をくぐるにはそれなりの覚悟がいります(大袈裟な)。

特製天丼 蟹味噌汁付

 私は、迷いましたが、2000円の特製天丼を注文しました。

 写真で御覧できると思いますが、海老2本と穴子、帆立、野菜、かき揚げがもれなく入っています。特殊の秘伝のタレがかかってますが、見た目をより辛くない。むしろ、甘いぐらいでした。お味はさすが、天ぷら一筋30年の職人技、黒川、といった感じでしょうか。カリッと揚がって旨い。

 とはいえ、「てんや」の天丼並盛500円を目隠しされて食べても、その日の体調によっては、はっきり区別できないかもしれませんけど…(駄目じゃん=笑)