ビートルズ来日40年

 公開日時: 2006年6月29日

 

ちょうど40年前の今日、ビートルズの四人が来日しました。午前3時35分。羽田空港着の日航機のタラップから、法被を着た四人が、ポール、ジョン、リンゴ、ジョージの順番で降り立ってきました。

 

彼らは翌30日から7月2日まで、日本武道館で計5回のコンサートを開きました。全11曲で、アンコールなしの35分間。前座に内田裕也のグループ、ホタテマンこと安岡力也の所属していたシャープホークス、それにあのドリフターズもいましたね。司会はE・H・エリックさん。

 

当時、小学校4年だった私はコンサートをテレビで見た記憶があります。当時、ビートルズは学校では不良とみなされ、コンサートに行けば停学処分される生徒もいました。右翼はビートルズを不逞の輩とみなしていました。警備員に8370人の警察官が動員され、6520人が補導されたそうです。

 

それが40年経っても語り継がれるとは、誰も想像していなかったでしょうね。

 

私も高校生との時、このビートルズの「ライブ・イン・ジャパン」の海賊盤を新宿のレコードショップで手に入れるほど熱狂的なフリークになってしまいました。(でも、今では簡単に映像までが手に入る時代ですからね。)

 

ビートルズ以降、レッド・ツェッペリンやクイーンやベイ・シティ・ローラーズ、ローリング・ストーンズなどが来日して話題になりましたが、ビートルズほどあらゆる世代に影響を与え、今でも与える続けているグループはいないでしょう。

 

私はビートルズの現役時代を知る最後の世代です。かろうじで歴史の証人になれたことを誇りに思っています。