日高屋で痛飲

スペイン広場

昨晩は、作家の天田和行さんと「金融情報」の小島編集長、「トップコンフィデンシャル」の都築編集長の四人で、銀座の「日高屋」で痛飲してしまいました。

偶然、この店の実質的なオーナーである日高毎朝新聞の森繁光社長も北海道からみえていて、久しぶりに再会しました。ワインのボトル4本くらいあけてしまったのではないでしょうか?

他愛のない話しかしていませんが、今や新聞社は無料のインターネットのニュースに押されて、斜陽産業になり、将来、先行き、怪しくなってきたという話は、かなり深刻でした。河内孝著「新聞社ー破綻したビジネスモデル」(新潮新書)と吉原勇著「特命転勤ー毎日新聞を救え」(文藝春秋)は、実名入りで、新聞業界の裏が暴露されていて特に面白いそうです。未読なので、今度読んでみようと思います。

何しろ、今では、パソコンで、小学生でも簡単に新聞が作れてしまうんですね。中央大学総合政策学部の松野良一教授とブログ・ソフトウエア会社「シックス・アパート」が共同開発した「新聞ブログ」は、文字や写真を入力すれば、自動的に題字のある新聞が組みあがるそうなのです。動画やコメントにも対応して、A3判での印刷も可能だそうです。

考えてみれば、今の新聞はコンピューターで作られているわけですから、個人で作れないこともないわけです。ニューヨークタイムズの社長も「5年後に新聞はどうなっているのか…」と意味深な発言をしていました。

本当に将来の新聞はどうなってしまうのでしょうか。