ローマ「カフェ・グレコ」 カサノヴァ、キーツ、シェリーらも常連だった
公開日時: 2007年5月20日 @ 10:43
朝日新聞の日曜日の社会面には毎週「家族」をテーマに色んな家族が登場しています。本日は、ある有名女優でした。取材されたのではなく、自ら、投稿したのです。その女優は、パソコンを持っていないらしく、手書きの手紙を新聞社に送付したようです。
早逝した自分の父親と弟について、淡々とした筆致で描かれていました。
何と文章がうまいのでしょう。そこには、華やかな脚光を浴びる有名女優としてではなく、島根県の出雲市で生まれ育った一人の女性の、素朴ながらも、苦難に挫けずに前向きに生きる姿がありました。
久しぶりに感動してしまいました。涙が滂沱の如く流れ、止めることができませんでした。
私もかつて、多くの芸能人の人に会ってきましたが、彼らは、例外なく、差別されたり、身内の人に不幸があったりするケースがほとんどでした。苦悩やハンディをバネに生きてきたといえます。
この有名女優とは会ったことはないのですが、このような過酷な体験をしているとは思いませんでした。最近は、もうテレビを見ることはないのですが、陰ながら応援したくなりました。
有名女優とは、江角マキコさんのことです。