カムイワッカの滝
防衛省人事をめぐる小池百合子大臣と守屋武昌事務次官との間の確執戦争の詳細が、今週の「週刊文春」を読んで初めて分かりました。新聞を隅から隅まで読んでも分からなかったことでした。週刊誌の真骨頂です。320円を出した甲斐がありました。
「なるほど、そういうことだったのかあ」と分かりましたが、詳細はご自分で読んでください(笑)
この中で、最も印象的だったのは、小池大臣が、同誌に対して「そもそも、したたかでない政治家なんて、政治をやめた方がいいと思う」と発言していることです。
やはり、小池大臣こそ、「したたか」の権化だったいうことが、目からウロコが落ちるような感覚で分かりました。
それにしても、世の中には「したたか」な人間が溢れていますね。
あわや大惨事になったのに、乗客の生命を救ったということで機長を英雄視して、自らの責任を有耶無耶にしようとする航空会社の社長。
賭けゴルフをしていた、と元愛人に暴露された国会議員と、何がしかの告白料戴いたその元愛人。
その他諸々、元女子アナ、知識人、文化人、評論家、芸能人、スポーツ選手、横綱、占い師、霊媒師、教祖、詐欺師、投資家、ファンドマネジャー、二世議員、戦争屋…。