「いきなり!ステーキ」はひど過ぎる!

WST National Gallery Copyright par Duc de Matsuoqua

 最近、仏教の勉強をしているというのに、根本的に人間ができていないせいなのか、毎日、怒ってばかりいます。

 ニュースを見聞しては怒り、うるさい観光客には怒り、電車内でマナーを守らない人間には怒り、といった調子です。

 また、仏教の四苦八苦の一つである怨憎会苦にも悩まされています。会いたくもないのに、顔を合わせてしまうという地獄のような苦しみです。職場では、人の恩を仇で返す人間les hommes ingratsに会ってしまう巡り合わせに怒り、集合住宅で、挨拶をしないで顔をそむける人間と、会いたくもないのに、出くわしてしまうことに怒ったりしてしまいます。ほんの十秒でも時間差があれば会わずに済むんですが、不思議なことに、会ってしまいます。

 でも、そんな怒りは連鎖するんですね。

 昨年、日本を代表する経済紙に、「いきなり!ステーキ」の売り上げが落ちて大変だ、という記事を読み、「かわいそうに」と思い、本日、会社の近くの東京・銀座四丁目店にランチで行ってみました。実に2年ぶりぐらいでした。

 以前は、ステーキなのに立ち食いでしたが、入ってみると、座りの席に改装されていて超満員。「よかったじゃないか」と同情したところ、店のおばさんが、ツカツカと寄ってきて、「今、満員ですので、少しお待ち頂きますが…」と言いながら、店の外に連れ出して、「ここでお待ちください」というではありませんか!

 店内で待っていても、場所的に余裕があるのに、1月の寒風が吹きすさぶ戸外で待てというのか!!「ここで」と大人を捕まえて幼稚園児扱いするので、キレてしまい、「冗談じゃねえぞ」と、怒りにまかせた暴言を小声で吐いて、立ち去りました。

 誠に、ひどい店ですね。客扱いが全くなっていない。客商売じゃありませんよ。これで、 「いきなり!ステーキ」 の業績が悪くなったことがよーく分かりました。同情して損しましたよ。

 この後、行くあてもなく、ランチの店を物色したところ、以前、よく行ったことがあるフランス料理店が潰れて、他の店に代わっていました。

 入ってみると、店員の感じがとてもよく、ランチの値段も銀座にしては、上の写真の通り、手頃な価格。

 しかも、この価格でドリンクバー付きで、スープやジュースやウーロン茶やコーヒーが飲み放題。そりゃあ、お値段なりで、味は超美味とまではいきませんが、安さ抜群です。

 この店なら、もう一度行ってみようかと思っています。

究極の文化財、美術品を公開へ=京都・東寺で真言宗の最高の儀式「後七日御修法」

京都・東寺 Copyright par Kyoraque-sensei

 ブログを書き続けて幾星霜か。ちょっと、書くネタに尽きて困ったときに、いつも天から救いの手が伸びてきます。

 今回も、京都にお住まいの京洛先生から特派員リポートが送られてきました。

京都・東寺 Copyright par Kyoraque-sensei

おはようございます。京洛先生です。

 七草粥も終わり、渓流斎さんも、正月休みから、帝都のオフイスに精勤されていると思います。8日(水)は、渓流斎さんもご存知の、御社とも関わりの深い大手代理店OBで長老のNさんが上洛されました。

 いつも正月休み明けの観光客が少ないこの時期に奥様とこちらにみえますが、今回は今週末まで滞在されています。そこで「何処に御案内しようか」と考えた末、今回は、いつも渓流斎ブログに紹介、写真掲載してもらっている「東寺」での真言宗の最高の儀式「後七日御修法(ごひちにちみしほ)」にお連れすることに致しました。

8日は、その最初の日に当たり、儀式が行われる東寺境内の国宝「灌頂院」の前までご一緒しました。

京都・東寺 Copyright par Kyoraque-sensei

 渓流斎さんは、昨年、高野山の「金剛峯寺」に出かけられ、念願の宿坊に泊まられ、大感激され、以後、ますます、仏教の関連書籍などを読破されていますね(笑)。

 後七日御修法はこのブログでは何度も紹介されておりますが、その高野山の金剛峰寺をはじめ、「真言宗」各派、十八本山の山主、高僧が集まり、8日から来週14日(火)まで7日間、灌頂院で五穀豊穣、国家安泰、世界平和の祈願法要をするわけです。

 弘法大師空海が平安時代の835年から京都の御所で始めたもので、明治初期、数年、途絶えましたが、その後は、御所から東寺に場所を移して行われてきています。

京都・東寺 Copyright par Kyoraque-sensei

 初日の8日は、宮内庁から勅使が天皇陛下の「御衣(ぎょい)」が届けられました。

  いつもながら、お坊さんの頭が綺麗でしょう(笑)

 

京都・東寺 Copyright par Kyoraque-sensei

法要では、御衣を前に7日間にわたり、護摩を焚いて大法要が行われますが、8日は、今年の大阿闍梨(おおあじゃり、導師)である「仁和寺」の瀬川大秀門跡をはじめ、真言宗の長老、門跡らが朱傘をかざされ、上の写真のような行列が続きました。いつもながら全国の真言宗の僧侶、檀信徒の方がこの様子を見ようと、大勢来ておられました。

 Nさんは「いやあ、凄いものですね。京都、奈良など大伽藍の高僧が一堂に集まるのですからね。こういう希少な機会に出くわせるとはワタシも感激です。軽薄な観光客もいませんし、数珠を持って、『南無大師遍照金剛』と念仏を唱えて、手を合わされている檀信徒のご婦人方の着物も、いずれも高価な立派なもの、とお見受けしました。やはり、お金が出来ても、最後は精神世界に惹かれるのですね」と、日ごろお目にかかれない光景、様子をじっくり眺めておられました。

京都・東寺 Copyright par Kyoraque-sensei

  「後七日御修法」は14日(火)に終わり、同日午後12時頃から、2時間に限って、「法要」後の灌頂院(通常は非公開)内が公開されます。法要後の堂内には香がたかれた匂いが漂い、重要文化財の曼荼羅もまだ架けられていて、”究極の文化財、美術品公開”とも言える機会です。ご興味のある方は見に行かれることですね。

 以上