戒厳令、いや、間違いました。緊急事態宣言が発令された翌々日の4月9日、首都東京を代表する繁華街の銀座を昼休みに散策しました。
いまだに銀座まで通勤しており、銀座は私の庭みたいなもんですからね(笑)。
まるでゴーストタウンです。早朝でも深夜でもなく、午後1時すぎですよ!
ノーベル賞作家アルベール・カミュの小説「ペスト」が売れに売れているらしいですね。新潮文庫は2月中旬から最近まで、何と15万部以上も増刷したそうです。
信じられません。
担当者によると、映画化などの話題なしにこれほど大きな反響を呼ぶのは過去に例がないそうです(以上、読売新聞から)。
確かに、この銀座の風景も、「ペスト」のような「都市封鎖」された街に見えなくもない。
1960年代に「花は何処へ行った」というフォークソングが大ヒットしました(キングストン・トリオ、PPM、ジョーン・バエズら複数)。こんな光景を見ると、思わず「人々は何処へ行った」と呟きざるを得ません…。春の光を浴びて、一番、銀ブラしたい季節がやって来たというのに、です。
以上 こういう写真は、何十年後かに見た人が「えっ?そんな時代があったの!?」と奇声を発するに違いありません。
ですから、これらは、資料的価値がある写真かもしれませんよ。ただし、無断転載は禁止しまーす。(ご連絡頂くか、リンク先を貼ったり、著作権を明記したりしてくださればオッケーですが)