頭をかじられたら痛そう=「恐竜博2023」

 大型連休の合間の5月2日(火)の仕事帰り、東京・上野の国立科学博物館で開催中の「恐竜博2023」を観に行って参りました。

 入場料(一般・大学生)が2200円とはちょっと高いなあ、と思いつつ、やはり、化石とはいえ、実物を観たいという誘惑に抗しきれず、思い切ってネットの時間指定で購入しました。入場券はネット販売が最優先で、連休中はどの日も午前や午後は完売で夕方の5時以降しか空いておらず、それなら、ということで仕事帰りに行くことにしたのでした。

 結果的に、鑑賞時間も30分程度で終わってしまい、やはり「入場料は高かった」(いつまで言ってんねん?)ですが、あれだけの化石を掘り当てて、復元して、遠く海外から東京まで莫大な保険をかけて運搬して来た恐竜もあったことでしょうから、「しょうがないかなあ」と言った気持ちで慰めました。

 会場内は、写真撮影がOKで、上の写真は、絶滅した恐竜の系統の子孫が鳥のカワセミに繋がっていると明示されたパネルがあったので思わず撮ってしまいました。

 上の写真は初期の恐竜で、推定全長1.2メートルといいますから、小ちゃい、小ちゃい。アントニオ猪木なら勝てそうです。

 ヘスペロサウルスは、ステゴサウルス科で、推定全長4.5メートル。もう人類の手に負えません。

 これは、ズールとゴルゴサウルスだと思われます。結局、高い図録を買わなかったので、自信がありません(苦笑)。

 これは間違いなくズールですね。全長6メートル、体重25トンらしいですが、実物とはお会いしたくありません。

このデカさには魂消ます。

 これは、ティラノサウルス・レックス「タイソン」。世界初公開らしいです。名前から掃除機か、ボクシング選手かと思いましたが、こちらは最強の肉食獣と言われただけあって、迫力満点です。

 全長11.2メートルと書いてありますが、デカい、デカい。これだけ観るために会場に足を運ぶ価値はあります。

 こちらも同じティラノサウルス・レックスの「スコッティ」。こちらもティッシュかと思ったら…くどいですね、もうやめておきましょう(笑)。

 Tレックスの「タイソン」と「スコッティ」。二人合わせてヤンマーだ、と意味不明のことを書きますけど、頭をガブリとかじられたら、痛そうです。

 御同輩の皆様、とにかく、恐竜時代(2億3000万年前~6600万年前の中生代=三畳紀、ジュラ紀、白亜紀)に生まれて来なくてよかったです。

 地球46億年。ホモ・サピエンスの登場はわずか20万年前。書記された人類の歴史時代はわずか5000年前からです。1億6000万年以上繁栄した恐竜を侮るなかれ。