我が母校東久留米市立東中学校創立60周年記念同窓会に列席しました

  11月3日(金)の文化の日は、我が母校である東京都東久留米市立東中学校創立60周年記念同窓会があるというので、参加して来ました。

東久留米市立東中学校の校内にも「海軍大和田通信隊跡」の看板が設置されていました。

 何の変哲もない公立の中学校ではありますが、公立中学なのに立派な天文台があったり、日本一長い校歌があったりして、全国的にほんの少し知られる学校でもありました。60周年ですから、これまで同校を卒業した人たちは1万人近くいるようですが、少子高齢化で年々生徒数が減少し、今では1学年2クラスしかないそうです。私の世代は(もう半世紀以上昔になってしまいましたが)1学年6クラスありましたから、隔世の感があります。

 還暦の記念同窓会ですから、気の利いた同級生なら参加するのかと思いましたが、参加したのは私と同級生の石田君の2人ぐらいでした。もっとも、その石田君も私が誘うまで同窓会があることさえ知らなかったそうでした。

 式典が始まる前に「校内ツアー」があり、半世紀以上ぶりに校舎に入って見学しました。天文台は勿論のこと、立派な調理室なんかもありました。

東久留米市立東中学校創立60周年記念の吹奏楽部による演奏会。中学生とは思えぬ名演奏

 式典は、どこもそうでしょうが、名士と呼ばれる来賓のつまらない挨拶がありましたけど(失礼)、中でも感動したのは、吹奏楽部の演奏でした。ジャズのスタンダードの「シング・シング・シング」などを演奏しましたが、とても中学生とは思えないレベルでした。高校生、いや、耳だけで聴いたらセミプロ・レベルでした。いや、贔屓目で言っているわけではありません(苦笑)。

 式典が終わった後、歩いてひばりが丘駅(西武池袋線)まで行き、その近くにある石田君の行きつけの飲み屋に行って歓談しました。駅まで歩くと25分ぐらい掛かりましたが、ちょうどいい運動です(笑)。途中、黒目川沿いの近くに「東久留米市立スポーツセンター」なるものが出来ていて、温水プールもあり、石田君も利用するそうでした。私の実家からも歩いて7~8分ぐらいですから、もっと早く出来ていたらなあ、と思いました。

東久留米市立東中学校創立60周年記念のサック

  ひばりが丘というのは、行政的に大変複雑に入り組んだ地域で、石田君の自宅は東京都東久留米市、もっと駅近くになると、埼玉県新座市となり、さらに、駅(北口)至近距離になると、東京都西東京市(旧保谷市)となるのです。駅南口は西東京市ですが、南口から徒歩8分で有名な自由学園があり、ここは東久留米市なのです。ナンジャラホイてな感じです。

 石田君の行きつけの店は、地酒とワインが美味しい元々酒屋だったという「ばんべーる」という店でしたが、この日は、落語家の桂伸衛門さんも友人と一緒に呑んでいました。話しかけたりなんかしませんでしたが、桂伸衛門さんもこの店の常連さんのようでした。

 石田君はITに大変精通しているので、私は新しく買い換えたスマホのUSB保存したデータの呼び出し方などを教えてもらいました。数少ない大変掛け替えのない友人です。アリストテレスの言うところの「有用性」だけでなく、「人柄の良い」友人なので心の中で感謝しています。