渡る世間に鬼はなし パートⅡ

 相変わらず、このブログに添付するGoogleアドセンスの設定がうまく行かず、難儀をしております。

 唯一、「神頼み」とさせて頂いているのが、Googleのフォーラム(公開投稿)です。ここで小生の悩みと難題に回答を下さっている方がいらっしゃるのです。ハンドルネームらしきお名前はあるようですが、御本名は知りません。それなのに、イチから、手取り足取り、ご教授してくださります。勿論、お会いしたこともありませんので、義理も恩義もないはずです。それなのに、「ボランティア」として、毎回毎回、小生の愚問に対する「解決策」を、大変お忙しいというのに、考えてくださります。

 私が初めて「公開投稿」欄に投稿したのは、もう1週間前の1月30日でした。その後、60通以上、投稿のやり取りをさせて頂きましたが、いまだに問題は解決しておりません。その途中で、「先生」は、私のブログサイトのWordpressのダッシュボードなどの「スクリーンショットの画像を貼り付けてください」との要請がありました。が、私はスクリーンショットの画像の撮り方など分かるわけがありません。そこから、話が始まったりしましたから、優に60通以上は投稿が増えてしまったわけです。

 そのスクリーンショットの画像は、公開投稿欄にうまく貼り付けることが出来ない関係で、ときたま、「テスト」として、この渓流斎ブログに掲載して、先生に診てもらうことにしました。それで、読者の皆さまは魂消てしまうでしょうが、時々、意味不明の「テスト」が掲載されているのです。(嗚呼、ご説明出来てよかった!)

上野「蓮玉庵」

 そんな精神的にカリカリする状態が、もう1カ月近く続いていますから、さすがにメンタルの調子は最悪です。それに輪をかけて、今読んでいるブライアン・グリーン著「時間の終わりまで」(ブルーバックス)が、地球の終わり、生命の絶滅、宇宙の終わりの話ですから、さすがに落ち込みの度合いに拍車が掛かります。ま、言ってみればニヒリズムです。

 ただし、この本「時間の終わりまで」は、私が生涯読んだ本の中でもベスト50以内に入る名著だと思っています。科学的真実が書かれていますから、それだけ読む価値があります。

 あれっ?何の話でしたっけ?(笑)

 あまりにも私がカリカリしているので、この渓流斎ブログのご愛読者であるYさんから、メールを頂きました。「noteにされたら如何ですか?」と仰るのです。えっ? note? 何ですか?てな感じです。そこで、早速、調べてみましたら、一言でいえば、会員制の有料ブログらしいのです。月100円とか1000円とか自分自身で料金は設定できるらしいのです。

 Yさんが、毎月400円支払って、愛読しているnoteは、有名文芸評論家のご令嬢で、山本周五郎賞などを受賞している人気小説家、Yさんのブログです。Yさんの小説は、世界各国で翻訳されており、彼女はベストセラー作家でもありますから、恐らく彼女のnoteの読者も10万人ぐらい登録されているのではないかと想像されます。

 もし仮に、10万人だとすると、年間4800円×10万=4億8000万円! えっ?ほんまかいな? 勿論、管理会社からこのうち手数料等で十何%か引かれますけど、それにしても桁違いです。

 ただし、こういう方は稀なケースです。名もない一般人がnoteをやっても、まず有料会員など集まらないし、何と言っても、ブログの過去記事も引き継ぐことが出来ません。この先、何か運営会社に粗相があったりして立ち行かなくなったりした場合(ま、そんなことはないでしょうが)、noteの記事は消滅する、というおまけ付きです。

 ということで、ここ1カ月も、メンタルの不調で、こんなことしかブログに書けません。こんなんでは、「有料会員」なんて夢のまた夢ですね(苦笑)。

東京・上野の博物館巡り=ランチは「蓮玉庵」で

 先週の土曜日は、駆け足で上野の二つの博物館を「はしご」しました。

 最初に訪れたのは東京国立博物館です。 

上野・東京国立博物館「中尊寺金色堂」特別展

 特別展「中尊寺金色堂」を是非とも観たかったからです。藤原清衡(1056~1128年)によって建立された中尊寺は、東北地方現存最古の建造物で、今年で建立から900年の節目を迎えました。

 土曜日でしたので、少し列が出来ていて、入場するまで15分ほど待たされました。

上野・東京国立博物館「中尊寺金色堂」特別展

 現地の平泉(岩手県)にある中尊寺金色堂には、私もこれまで3度ほど訪れたことがありますが、特別展では、ご本尊の阿弥陀如来座像と脇侍としての勢至菩薩立像と観音菩薩立像、それに地蔵菩薩立像、増長天立像、持国天立像といずれも「国宝」を間近に、しかも360度の角度から御尊顔を拝することが出来ました。

上野・東京国立博物館「中尊寺金色堂」特別展

 平泉では、仏像は、確か、ガラスケースの奥に納められ、遠くからしか拝することが出来ませんから、足を運んだ甲斐がありました。

 ただ、本館の狭い特別5室での数少ない展示でしたので、観覧料一般1600円は少し高い気がしましたけど。

上野・東京国立科学博物館

 次は上野駅に少し戻って、国立科学博物館に行って参りました。

 実は、昨年、同博物館が収蔵品の収集・保存などで資金が足りなくなって、クラウドファンディングを募集していました。私も「博物館がなくなっては困る」という危機感からわずかながら寄付をしましたら、「入場招待券」が1枚送られてきたのです。有効期限が3月31日までとなっていたので、慌てて出かけたのです。(しかし、よく見たら、来年2025年3月31日が有効期限でした=笑)

上野・東京国立科学博物館

 入場入り口で、その招待券をお見せすると、係の人(恐らく70代ぐらいの男性)が、「じゃあ、(半券を)切りますね」と言って、切ろうとしながらも、「でも、オタクさんは65歳過ぎていますね。65歳以上は無料ですから、この券は他の人にお譲りになったらどうですか?」と仰るのです。

 えっ? なに~~~~

 この私が、見かけだけで、65歳以上に見えるのかえ!!!

上野・東京国立科学博物館「偉大な科学者たち」

うーーん、バレたらしょうがねえ~(「与話情浮名横櫛」)

 しかし、落ち込むほど、相当なショックです。自分自身はまだ若いつもりなのですが、世間様はそれを許してくれない。嗚呼~

上野・東京国立科学博物館

 しかし、国立科学博物館が資金難に陥った理由がこれで分かりましたよ。常設展は、65歳以上と18歳未満は、入館料が無料(一般・大学生は630円)なのです。無料だと赤字になるに決まっています。せめて、子どもも65歳以上も300円ぐらい取ってもいいじゃないですかねえ。日本人だけではなく、全人類の「宝」が展示されているわけですから。

 ということで、ここは丸々、一日、いても飽きない博物館です。大人も子どもも楽しめます。地下3階まで展示室があり、細かく全てを観ていったら、一日では無理でしょう。

 また、何度でも足を運びたいと思いました。

 もう午後1時を過ぎていましたので、ランチをどうしようかと探しました。最初は、以前Gさんと一緒に行った「藪そば」にしようかと思いましたが、場所がウロ覚えです。確か、アメ横辺りにあったと思いますが、アメ横はいつでも週末は地獄のような人だかりですから、出来たら避けたいのです。

 そうだ、久しぶりに「蓮玉庵」にするか。ということで行ってみました。

 そしたら、随分古びた建物になってしまい、営業しているかどうかも分からないほどです。勇気を出して暖簾をくぐりました。

上野「蓮玉庵」特別ランチ(午後2時まで)のかき揚げ蕎麦1000円とお酒800円

 入ると、ほぼ満員で、手前の席だけ空いていて、お店の人は、そこに案内してくれました。

 何しろ、安政6年(1859年)創業の老舗の中の老舗です。森鴎外先生も足繁く通っていたといいます。

 ちょっと高いというイメージでしたが、何と、土曜日なのに特別ランチメニューをやってくれていたので、その1000円のかき揚げ蕎麦と熱燗1本(800円)を頼みました。特別ランチは、午後2時まででしたので、ギリギリセーフでした(笑)。

Ça ne fait rien Parole et musique de Kin-no-suke Takada 「大したことではありません」 作詞作曲:高田謹之佑

ここ数週間、Googleアドセンスの件で、ドタバタしております。でも、「公開投稿」の場をお借りして、救世主の方から援助を受けて、一つ、一つ、問題を乗り越えております。

皆さまにはご迷惑をお掛け致しておりますが、そんな苦悩の中、1曲仕上げましたので、お時間のある時に、お聴きください。

下の Ça ne fait rien をクリックするか、ダウンロードをクリックすれば、何とか聴くことが出来ると思います。

 

渡る世間に鬼はなし

 かつて人気のTBSドラマ橋田壽賀子ドラマの影響で、「渡る世間は鬼ばかり」と間違って覚えていらっしゃる方が多いかもしれません。

  本来は「渡る世間に鬼はなし」です。世の中、殺伐としていて、無慈悲な人間ばかりだと思われがちだが、実際は、鬼のような無情な人間ばかりではなく、情け深い優しい人もたくさんいる、といった意味です。

 でも、オレオレ詐欺やら、ロマンス詐欺やら、空き巣、火事場泥棒などのニュースに接したりすると、とても人を信用できなくなってしまいます。やはり、「渡る世間は鬼ばかり」と確信してしまいます。

それなのに、嗚呼それなのに。

私は目下、ブログに広告を貼り付けるGoogleアドセンスで、大変、大変、大変、苦労しています。引っ越しした新しいサーバー会社には「お問い合わせ」コーナーが充実していますが、Googleアドセンスに関してだけは、「分かりかねます」とつれない返事です。それでも、新サーバー会社さんは、Googleアドセンスの公開質問場のアドレスを紹介してくださいました。

 「公開」なので、不特定多数の多くの人に見られ、大きな恥を晒すようですが、背に腹は代えられません。そしたら、本当に、奇特な方が現れたのです。敢えて、名前は伏せますけど、数日前から始まり、もう20通ぐらい「公開投稿」のやり取りをさせて頂いています。その半面、20通以上やり取りしていても、Googleアドセンス問題は、まだ解決していないということです。

 今止まっている作業は、wordpressのスクリーンショットを撮って、投稿してください、ということでした。やっとスクリーンショットで画像は「ペイント」に保存でき、投稿に際して、ご指示通り「貼り付け」(Ctrl +V)して画面上に写真が付いていることを確認して「投稿」しましたが、何度試しても、画像が反映されないで投稿されてしまうのです。

 「何故なんだ?」先程、ランチに行った際、このことをずっと考えておりまして、「そうだ!ブログに貼り付ければ良いんだ」と思いつきました。ということで、掲載写真は、Site Kitに「ダッシュボード」しかなく、「設定」が現れていないという証拠写真です。(その後、本文に付けた写真の通り、「設定」が出現しました!)

 私の救世主さまが、この画像を見てくださることを大いに期待しております。

私も多額納税者の仲間入り?

 一難去ってまた一難です。もう笑うしかありません。

 本日は午前、自宅近くの税務署に行って来ました。この渓流斎ブログも「個人事業主」として青色申告してますので、一足先に確定申告に行って来たのです。

 今は、2年前から会場で、パソコンではなく、スマホで一人で操作(確定申告)するようになってます。国税庁は、自宅で一人で自分のパソコンかスマホを使ってe-TAX をやれ、と盛んに喧伝しますけど、まず一人じゃ無理ですね。自分でやっていても、細かい所で何度も何度も分からない点が出てきます。会場に行けば、側で巡回している税務署員に声を掛ければ、すぐにではなく、何度も何度も呼んでやっと、しかも、嫌そ~うな顔して、やっと対応してくれます。失礼ながら、誰もいないよりマシです。

 私も、係の人を6~7回呼び止めて教えてもらい、1時間ぐらいで終わりました。しかし、納税額が8万6000円と巨額です。えっ? どういうこと? 昨年は、逆に約2万円の還付金があったのです。しかも、ブログの広告収入が昨年は2万5000円ぐらいありましたが、今年はわずか約3000円しかありません。大赤字です。そんなんで何で納税? あり得ない!

 ということで、調べたら、個人事業主としての「収入」は記入しましたが、雑費や消耗費などの「経費」は記入していなかったことが判明しました(苦笑)。若い税務署員(もしくはバイトさん)は笑いをかみ殺しながら、「もう一度、最初からやり直すしかありませんね」と言った後、私の側から二度と姿を現すことはありませんでした!

 え~~~~~~~~~~~~~~~

 ですよ。仕方がないので急いで最初からやり直ししたら、40分ほどで数字の記入が終わりました。それでも、納税額が6万5200円もありました。もう終わってしまったから仕方がないのですが、他の給与や年金などの「収入」分野はキチンと記入出来ても、いわゆる掛かった経費の「支出」を申告していなかった分野があったことが後で分かりました。

 でも、もう手遅れです。納税は国民の義務です。私はこれで、お天道様の下を堂々と歩けるということを声を大にして言いたい。裏金まみれの自民党派閥議員にも面と向かって言いたい。「お前たちも、日本人なら、しっかり、国民として納税義務を果たせよ」。