被害者意識 

最近、見知らぬ多くの方から「コメント」を寄せられるようになりました。
一人一人にお答えできませんが、本当に有難う御座います。「もう少し、続けてみろ」という励ましと勝手に受け止めさせて戴きます。

しかし、先日、ある信頼する人から面と向かって「渓流斎さんのブログは、被害者意識で書かれていますね」と核心を衝かれてしまいました。

まさに、その通りだったからです。前回の「脱脂粉乳」にしても、楽天によるTBS株買収の話にしても、視点は「被害者」です。このブログ全体が、確かに被害者の意識が通奏低音のように流れているようです。自分で書いていて、他人事になってしまうのは、自分でも意識していなかったからです。深層心理というか、潜在意識で書いていたのでしょう。

「どうしたらいいのですか?」と私は尋ねました。すると、Hさんは「被害者も加害者もいない、ということを理解することです。被害者意識を感じたら、それをすぐ手放すことです」とアドバイスしてくれました。

まあ、本当に難しい問題です。

前にも書きましたが、私が影響を受けた夏目漱石にも太宰治にも「被害者意識」が120%流れています。彼らの影響から脱しなければなりません。

もちろん、今後、加害者や強者や権力者の眼で書くつもりはありませんが、被害者意識が被害妄想にならないように、自重して書き続けたいと思います。

エゾリスさん

今日は、本当に偶然に、野性のエゾリスに出会うことができました。

帯広市の隣町の音更町というところです。音更と書いて、「おとふけ」と読みます。

場所は、内緒にしてください。そうでないと、多くの人が殺到して「野性」ではなくなってしまうからです。

ここには、セミプロのカメラマンがはっていました。

その中の一人のおじさんは、わざわざ札幌から来ていたのです。車で片道4時間半は掛かります。それだけの「価値」があるからです。そのおじさんは、大変、饒舌でした。

「お客さんは、ラッキーだね。ちょうど、今の季節が一番なんですよ。今しか、見られないんですよ。エゾリスは、チョウセンマツボックリの実を食べに、丁度今頃、10月下旬に地上に降りてきます。でも、普段は、あの通りの木の上に巣を作って、下に降りてこようとはしません。何故だか、わかりますか?」

「野良猫が2匹いるからです。リスといっても、猫にとっては、ねずみにしかみえないのでしょう。ここには、春先、9匹いましたが、今、5匹しかいません。4匹は食べられてしまったのです。だから、彼らが、下に降りてくるのは命がけなのです。すばしっこいでしょ?彼らは命がけなんですよ」

ということで、私は、ビギナーズラックで、全く偶然に、この貴重なエゾリスの動いている姿を捉えることができました。

しかし、正直に告白すると、ここに掲載された2枚が「ベストショット」で、全部で20枚以上撮ったのに、ほとんどが使い物にならなかったのです。

動物写真って、何と難しいのか、分かりました。

この写真は、自分でもうまく撮れたと思います。動物じゃないので、一発で撮れたからです。今日は「動物写真家」を本当に尊敬しました。

米国産牛肉輸入再開を疑う 

 公開日時: 2005年10月24日 @ 12:32

BSE問題で揺れた米国産牛肉が年内にも「政治的決着」で再開されそうです。

聞いた話で、自分の目で確かめていないのですが、ニューヨークにある有名な大手のファストフード店には「当店は、アメリカ産の牛肉を使っていません。すべて豪州産です」という掲示が貼られているそうです。

自国で消費できないような危ない商品を外国に売りつけるつもりなのでしょうか?

以前、ジャーナリストのエリック・シュローサーの書いた『ファストフードが世界を食いつくす』(草思社)を読んで、アメリカの牛肉解体現場が微に入り細にわたって描かれていましたが、とても清潔とはいえない環境でした。

今、ふと「脱脂粉乳」のことを思い出したました。

我々の世代は、学校給食では、とても、全国の子供たち全員が牛乳を飲める国家予算がなかったらしく、小学生の頃、牛乳もどきの「脱脂粉乳」を飲まされました。

今「もどき」と書いたように、牛乳とは似ても似つかぬもので、栄養も何もなかったと思います。何しろ、アメリカでは豚でさえ見向きもしなかったので、「政治的決着」で、飢えた日本人のために輸出したという話ですから。

今回の(アメリカ側から見て)牛肉輸出再開は、根幹の発想に同じものが流れていると確信しています。

自衛官救出美談、その後

公開日時: 2005年10月21日 @ 11:17

北海道でしかあまり大きなニュースになりませんでしたが、大雪山系の旭岳(2290m)で遭難して、8日ぶりに奇蹟的に救出された陸上自衛隊の陸曹長(42)の話が今月17日に美談として伝えられました。

この自衛官は、夜は岩陰で休み、なるべく体力を消耗しないようにして沢の水だけで、生き延びました。レンジャーの特訓を受けたことがあり、この経験が役立ったようです。普通の人ならまず死んでいたでしょう。私も「素晴らしい」と感動したものです。

すると、昨日の北海道版の朝日新聞に、この自衛官の捜索に「延べ388人、ヘリコプター44機、車両51台も導入した」と書かれていました。普段は、地元の警察を通じて、陸上自衛隊第2師団(旭川市)が捜索を担当するのですが、遭難した自衛官が所属する第5旅団(帯広市)も仲間の捜索に加わったからです。

普通の民間人の場合は、通常3日で捜索は打ち切られるそうです。陸曹長の場合は、遭難して4日目に、水に漬かって使えなかった携帯がやっと通じで、救助の連絡があったため、延長されましたが、7日経っても見つからず、捜索は再び打ち切られました。それでも、自衛隊は翌17日も出動して、ついに発見、救出に至ったというのです。記事には書かれていませんが、最後に救出したのは、仲間の第5旅団だったのかもしれません。

最後にこの記事では「民間人でも同じ態勢でやってくれるのか」という道警と自治体の「声」を紹介しています。

それに対する私の答えは、「まあ、無理でしょうね」。

我々庶民は、何事においても、心してかからなければならないのです。

ゆりさん追悼

私事ながら、私淑する後藤さんの奥さん、ゆりさんが今日未明、亡くなられました。Hさんが知らせてくれました。

ゆりさんは、病気で入退院を繰り返していましたが、まさか、亡くなられるとは思ってもみませんでした。まだ、40代の若さです。

数年前、ゆりさんと偶然、東京の日比谷図書館で会ったことがあります。お互い、別に悪いことはしていないのに、どこか気恥ずかしかったことを思い出します。

ゆりさんは、大変な勉強家で、小脇に数冊の本を抱えていました。

こんな私ごときでも、ゆりさんは気に掛けてくださったらしく、後藤さんを通して、「全財産を投げ打ってでも、上司に対して盆暮れの挨拶は欠かさない方がいい」とか、私にとっては、これまで全く考えられなかったような行動パターンを伝授してくださいました。

先程、後藤さんと電話で話しをすることができました。ゆりさんは、私に対して「軽挙妄動は控えてください」と最期の「伝言」をしてくださったそうです。
頭に血が上った私がすぐ軽率な行動をすることを見透かした発言でした。私の性格を見抜いていたようです。

私は滂沱の涙を流しました。

閑話休題 

最優秀雑誌表紙にレノンの裸写真=D・ムーアの妊婦ヌードが2位 (時事通信) – goo ニュース

検索エンジンとやらで、検索して私のブログに辿りついて、全く見知らぬ方から、コメントやトラックバックされていることが、最近になって分かりました。

もちろん、コメントが届いていることは知っています。それが、どうやって、偶然に(?)辿りついたのか分からなかったのです。自分自身、検索して見て、初めて分かった次第なのです。お笑い草ですが。

要するに、この私の拙いブログも、検索すれは、世界中の人が見ることができるのですね。現在、アメリカに住む友人、ドイツに住む友人も見てくれているのですから、当然と言えば当然ですが…。

ブログを始めて早8ヶ月になります。まだ、トラックバックについてだけは、よく分かりませんが、私のブログにTBを張ってくださった方のブログを見て驚いてしまいました。プロ以上の書き手です。(一応、私も文章を書いてお金を戴いているので、プロの一人になるのではありますが…)

よく分かりませんが、現在、塀の向こうで生活されている方。定年退職されて、図書館に籠もって第二の人生をスタートされて勉学されている方…。まるで、ブログに命を賭けているような書き方です。写真のレイアウトもうまいし、そのまま、出版しても通用するくらい内容があります。

しかし、あえて、苦言を呈させて戴くと、確かによく調べておられますが、残念ながら、どこかのマスコミの受けおりに過ぎないのです。

私自身の経験でも、その時の話題になること、例えば、「衆議院選挙」でも、「刺客」でも、「靖国神社」でも何でもいいのですが、そんなタイムリーなものを取り上げると、閲覧率がグッとあがるのです。恐らく検索エンジンにひっかかったからでしょう。

初めは、それが面白くて、タイムリーな話題を取り上げてみましたが、天邪鬼のせいか、最近、どうも避けたくなりました。

皆、同じこと書いていては詰まらないでしょう?

ということで、私のブログでしかお目にかかれないものを、今後、ご披露したいと思っています。

森林浴ツアー

今日は、小泉首相の靖国神社参拝という大ニュースがありましたが、どこのブログでも、やれ賛成だ、反対だ、とマスコミから仕入れた情報で、ヤイノヤイノと騒ぐでしょうから、またいずれ、ということにしました。

で、今日はローカルな話です。北海道十勝管内に上士幌町という所がありますが、今月の23日と24日の2日間、ストレスにさらされている東京のビジネスマンを対象に、免疫バランス回復効果を「森林浴」で実証するモニターツアーを開催する、というニュースが面白かったです。
同町は今年3月に、花粉症患者を対象に「スギ花粉リトリート(避難)ツアー」を実施したばかりでした。そうしたら、今度は都会人のための森林浴ツアーです。笑ってしまいました。

私は東京生まれで、東京で時間に追われたハードなビジネスマンの経験がありますから、ストレスは並大抵でないことは実感しています。森林浴とは、なかなか考えたものです。
研究者によりますと、森林浴は、免疫機能の回復とリラックス効果が高いといわれております。今回のモニターで、その効果が科学的に実証されれば素晴らしいことだと思います。

私は2年前に「帯広は人間の住む所ではない」と言われて、この帯広にやって来ました。確かに真冬の寒さは常軌を逸していますが、住めば都です。森林浴も手軽にできます。
そんなことを言った奴らに言い返したい。「東京は人間の住む所ではない」

村上ファンドと楽天

公開日時: 2005年10月15日 @ 22:42

電鉄の株を買収して筆頭株主になった男が出現した途端、今度は、放送局の株を買収して、業務提携を提案する男も現れました。

世間では、彼らをヒーロー扱いにする人がいますが、私は妙な違和感を覚えて仕方がありません。いずれも有り余ったお金で、「法律に違反しなければ、金さえあれば、何でもしてもいい」という論理を実行した感があります。
これまでとは違った種類の人間が現れたということでしょう。

今、彼らを拍手喝さいしている世間も、昔は、「さもしい」と蔑んでおりました。「いい時代になった」と喜ぶべきなのかもしれませんが、私は、もう彼らより若くなく、古い人間になってしまったので、過去の倫理観にしばられているようです。彼らに対して浮かぶ言葉は、やはり同じく「さもしいなあ」なのです。彼らがいくら奇麗事を並べてもです。

16年ぶりのグリーン

久しぶりにグリーンに出ました。
指折り数えたら、実に16年ぶりでした。
殆ど練習らしい練習はしてなかったので、周囲に迷惑をかけてしまいました。
空振りはするは、ダフるは、シャクルは、もう散々。もう途中でスコアを数えることさえ放棄してしまいました。

この時、私の使っていたウッド・クラブは文字通りウッドでした。パーシモンてやつです。一緒に回ったのは、初対面のおじさんでしたが、本当に珍しいものを見る感じではなく、本当に口に出して、「まだ、ウッドなんてあるんですね。今は、誰も使ってませんよ」と言うのです。要するに皆、メタルしか使っていない、という意味です。

再び、指折り数えたら、このクラブを買ったのは20年前でした。大昔ですね。確か、横浜のそごうデパートで、格安なものを買いました。(ちなみに、クラブはスポールディングです)

おじさんたちは、どう見ても私より一回り年が上のようでしたが、メタルで私より飛ばすのです。「今のクラブはスポットは広いから、結構飛ぶようになりましたよ」と私を慰めてくださいました。

河川敷のコースとはいえ、素晴らしいグリーンでした。それに、本州とは違って、コースは雄大で広い。これで、わずか3500円ですからね。東京近辺なら15,000円はするでしょう。

「あーもっと早くやっておけばよかった」と思いました。

おっと、ゴルフを知らない人にとっては、何が何だか分からない話でしたね。失礼しました。

「空気」自動車と原稿料 

今日は色々と面白い話を聞きました。

本人から転載のお断りをしていないので、お名前は控えさせていただきます。
米国の大学院を修了し、米国暮らしが長く、ペンタゴンやホワイトハウスにも友人を持つ日本人の国際政治学者X氏ということで、とどめさせて戴きます。

学者といっても、どこかの大学に所属しているわけではなく、専ら著作と講演と科学技術のコーディネイターとして収入を得ています。週刊誌や月刊誌にも頻繁に登場する有名な方です。

X氏によると、今、ヨーロッパでは、圧縮空気と水だけで走る「夢のような」自動車が走っているそうです。フランスのルノーが開発しました。価格も120万円くらいです。X氏は、この車を日本に輸入しようと、代理店を探したりしましたが、日本の道路交通法などに阻まれて、日本では実用化できないことが分かり、結局、導入を諦めたそうです。

ガソリンのいらない空気と水だけで走る車なんて、信じられませんが、何しろ、初めて聞く話でした。日本の世界的自動車メーカーや大手石油元売関係が、輸入を阻むどころか、情報が流通しないようにしているという噂もあります。

X氏はまた、原稿料も暴露してくれました。著者によって、細かいランクがあるようですが、X氏の場合、月刊B誌は四百字で1万円。S誌の場合は、8千円だそうです。週刊誌となるとケタが違います。ある程度のスクープ記事は1本20~30万円。広告の柱の見出しとなる大スクープになると、1本100万円だそうです。

また、X氏は、東京都内でも有数の高級住宅地に住んでいますが、ある有名女優は、年収が(かつて)何億円もあったというのに、わずか3000円の町会費(1年分)を払わないそうです。

これには、驚いてしまいました。

本日はこの辺で。