必ず貴方も行く店「フーターズ」

 先日、私は、銀座ランチが楽しみで会社に行っているようなものだ、といったことをこのブログに書いてしまいました。そう、銀座ランチとは私にとって、金科玉条のようなものなのです。んっ? ちょっと違うか。まあ、大袈裟に言えば、銀座ランチは私の人生の愉しみであることは確かなのです。

 それが、最近、夏バテ気味なのか食欲がめっきり落ちてしまい、「これが食べたい!」というものがなかなか見つかりません。食べても、少し無理している感じで、正直、それほど美味しくないのです。贅沢ですね。腹ペコだと何を食べても美味しいですからね(笑)。

 本日も、それほどお腹が空いていなかったので、どうしようかと思いつつ、こういう時こそ、アメリカの国民食ハンバーガーにすることにしました。ハンバーガーと言っても、皆さんが行かれるような「M」ではありませんよ。あそこは、ビッグマックでも(あ、言っちゃったあ!)数百円で食べられますけど、目指すは本格派のハンバーガー店です。中には、ハンバーガーが一つ2000円ぐらいしますんですよ、はい。私も以前、新富町の「ブラザーズ」という専門店に行きましたが、やはり、1500円ぐらいして目の玉が飛び出ました。

 さて、本日行った所は、銀座ナインにある「フーターズ」というハンバーガー専門店です。人から教えてもらったわけではなく、ネットで「評判のお店」ということで初めて行ってみたのでした。恐らく、本場アメリカが本社の店だという認識ぐらいしかありませんでした。

 店内に入ると、結構広く、テレビがあちこちに設置され、スポーツバーといった感じでした(事実そうでした)。評判の店だというのに、見たところ、お客さんは、日本人が少なく、米国人の観光客ばかりでした。日本人がニューヨークに行けば、「スシロー」か何かに入るような気分なのでしょう(笑)。それこそ、フーターズを知らない米国人はいないんじゃないでしょうか。

 そして、もしかして、知らぬのは私だけだったのかもしれません。最初に、ウエイトレスさんの格好に度肝を抜かれつつ、わざと冷静さを装いました。真昼間なのに、露出度が半端じゃないのですよ。公序良俗にギリギリ反しない、といったところでしょうか。しかも、一人は若いハーフのモデルさんのような超美人さんで、抜群のプロポーションです。自然と突出部分が目に入ってしまいます。

 これを読んだ貴方は、今度、絶対、フーターズに行きますよね! 私が保証します(笑)。

「HOOTERS GINZA」フーターズ・バーガー1100円、ランチドリンクのジンジャーエール150円=1250円 ケチャップとマスタードを付けて召し上がれ!

 私も、もう一回ぐらい行くと思うので(爆笑)、初回は、当たり障りなく、ハンバーガーとジンジャーエールを注文しました。1250円也。ジンジャーエールは米国仕込みで特大でした(笑)。

 待っている間、店内を見回すと、店名の「HOOTERS」の下に「Best breasts and wings in town」と書かれていました。中学生程度の英単語なのですが、どうも意味が分からないのです。breasts は胸ですが、胸肉という意味もあります。wingsは、翼や羽根という意味ですが、政党の派という意味もあります。

 うーん、分からん。意味を取るのは諦めて、会社に戻りました。そして、腹いせにパソコンで検索してみました。そしたら、HOOTERSとは、俗語で胸(おっぱい)という意味だったんですね。看板のフクロウの目に当たるところが、その胸に当たり、露出度が高い「制服」を着たフーターズガール(ウエイトレス)を客が目をキョロキョロさせて見ることから、店名に付けられたようです。

 なあんだ、最初から「下心」のお店だったんですね。やっぱり、銀座は広いし凄い。未だにランチに行ったこともない、聞いたこともない店ばかりです。

 でも、これで貴方も、絶対に「フーターズ」には行きますよね。人類の愛と平和のために(笑)。

【追記】

「Best breasts and wings in town」の意味は微かに分かりましたが、Facebookは、東京外国語大学卒の優秀な友人が多いので、またまた敢えてfacebookに投稿しました。

 どなたかご教授を!

銀座ランチと焼酎晩酌のために生きている私

 私の住んでいる所は不便な所で、銀座の都心の会社までバスと電車を乗り継いで往復3時間近く掛かります。本当です。それなのに、通勤・通学時はバスも電車も超満員で、バスなんか停車場をすっ飛ばすぐらい混んでいます。小中学校も近くにあるので、子どもの姿も多く、日本が少子高齢化の人口減社会とはとても想像すらできません。

 たまたま移り住んだ土地なので愛郷心は全くありませんが、何でこんなに人が多いのか不思議でした。住宅街ばかりで、しかも、商店街がほとんど壊滅状態で個人商店はつぶれる一方です。残っている個人商店は、飲食店以外は、クリーニング店と美容院、理容店ぐらいで、肉屋さんも八百屋さんも消えてゆきました。

東銀座「トレオン16区」海老と小柱のトマトクリームソースの前菜

 こんなに人口密度が多いのに、商店街もなく、ここの地元の人たちはどうやって暮らしているんだろう? と思ったら、やたらと近辺にスーパーマーケットが多いことに今さらながら気が付きました(苦笑)。私の自宅から半径2キロ以内(自転車で15分ぐらい)を勘定しみるとー。順不同ながら、

・オーケースーパー

・ロピア

・ヤオハン

・イイダ

・生協スーパー

・ミートミート

・マルエツ

・クイーンズ伊勢丹

・マミーマート

・イオン

 と10軒もありました。これは、全国的にも多い方じゃないでしょうか。これだけスーパーがあって、つぶれないということは、それだけ人口が多いということなのでしょう。通勤時の人混みもお分かり頂けたでしょうか。

隣りの駅に行けば、成城石井もイトーヨーカドーも西友もオリンピックもライフもあります。

 この中で、「ロピア」は全国チェーンではないので、あまり知られていませんが、若社長さんが、あの有名女子アナのカトパンこと加藤綾子さんと結婚して一躍全国的にも有名になりました。

 実は、私は、このロピアのファンなのです(笑)。例えば、ビールや飲料水などでも全て冷蔵せず、1ダースとか箱詰めでまとめ買いするようになっているので他店と比べて格安なのです。私は自家用車を持っていないのでまとめ買いは出来ませんけど、安さの恩恵は受けていると思っています。ドン・キホーテみたいに、狭い空間での商品展示がちょっと大胆というのは気になりますが。

東銀座「トレオン16区」海老と小柱のトマトクリームソース1300円

 何よりも、ここでしか買えない焼酎があるのです。奄美大島の黒糖焼酎「里の曙」(3年貯蔵、アルコール分25度)です。10軒ある自宅近くのスーパーを覗いてみましたが、ロピアにしか売っていませんでした。私は、自分の誕生日に奮発して、橋本屋で、高い「里の曙」ゴールド(アルコール分43度)を買ってちびちび呑みましたけど、個人的には、この25度の3年貯蔵で十分だということが分かりました。

 往復3時間かけて、会社に行くのは銀座のランチを食べる楽しみのため。夜、帰宅するのは、焼酎「里の曙」のソーダ割りで晩酌する楽しみのためです。

 何か、問題でもありますかねえ?

【追記】

 この記事執筆後、ロピアのことをエゴサーチしたら、神奈川県藤沢市の精肉店から出発し、現在、本社は川崎市。近畿圏、福岡、宮城県など13都府県に店舗があるそうですから、知る人ぞ知るスーパーでした。2023年2月期の売上高は3401億円。ロピアという名称も、「ロープライスユートピア」から由来するということで、意訳すれば「格安夢物語」。道理で、安売りに苦心しているのかあ~

阪神18年ぶりセ・リーグ優勝で想ふこと=それって、あなたの感想ですよね?

 14日午後8時50分、阪神タイガースが18年ぶり6度目のセ・リーグ優勝を決めました。まずはおめでとうございます。でも、関東では試合中継がなかったので、異国の世界の出来事のようでした。伝統の阪神ー巨人戦なので、どこかテレビ局、手を挙げなかったんでしょうかねえ。昔だったら考えられないことです。民放は視聴率最優先主義ですから、プロ野球もマイナーになったということなのでしょう。

 18年ぶりということは前回優勝は2005年ですか。。。おお、この《渓流斎日乗》ブログが開始された年と同じですね(笑)。

 前回は死者も出たということで、大阪ミナミでは1300人の警察官が配置されましたが、大阪府警によると、それでも優勝を機に道頓堀では26人も飛び込んだそうですね。けが人はなかったことは幸いです。

 岡田彰布監督は、優勝のことを「アレ」と言って、選手にプレッシャーをかけないよう「操縦」したようですが、うまく功を奏した格好になりました。

 ところで、私は、これでも昔、阪神担当の記者でした。正確に言いますと、1987年の吉田義男監督、88年の村山実監督時代の2年間です。いずれも最下位でしたから、どん底時代です。その2年前の85年には、バース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」の活躍で21年ぶりに優勝したばかりでしたが、私が担当した時代は、掛布は怪我に泣き、バースは息子さんの病気で米国に一時帰国し、岡田も不調で最悪の状態でした。暗かったなあ~。

 何と言っても、当時の球団代表だった古谷真吾氏が、出張先の東京で飛び降り自殺をした事件に遭遇したことは大変衝撃的で今でも忘れられません。「バース問題」などで相当悩んでいたようでした。よく取材させて頂きました。偉い方なのに物腰が柔らかく、真面目人間の典型みたいな人でしたが、ちょっと線が細いといいますか、思い詰めるところがあるような感じでした。56歳だったといいますから、今から思えば随分若かったんですね。ネットサーチしたら、「マスコミ対応で心労を重ねて」なぞと表現するサイトもありました。となると、我々マスコミ人が彼を死に追いやったということになるのかなあ?違うと思いますよ。主力選手からの内々の引退・退団表明などがあって、にっちもさっちもいかず、自分自身を追い込んでしまったのではないでしょうか。

 当時も今も私は醒めていましたから、大変不謹慎ながら、何故、たかが野球でそこまで責任を取らなければならないのか、と思ってしまいましたが、地元の古株のスポーツ新聞の記者からカラクリを教えてもらいました。阪神球団の親会社は阪神電鉄ですが、この阪神電鉄は、マラソンコースの42.195キロにも満たない短い営業線路です。しかも、海岸沿いを走っているので、土地がなく、延長すらできない。山の手を走る阪急電鉄とは大違いです。関西では、阪急=富裕層、阪神=労働者階級といった見えない構図があるようでした。

 鉄道収益に限界がある阪神は甲子園球場(今年100周年!)をつくり、人気球団阪神戦の観客動員が会社の屋台骨を支えています。つまり、阪神球団の親会社が阪神電鉄ではなく、阪神電鉄の親会社が阪神球団みたいなものなのです。阪神タイガースは鉄道にとってのドル箱なので、球団フロントに古谷さんのような阪大卒のエリートが投入されていたというわけです。

 あれっ?阪神の18年ぶりの優勝の話なのに、試合のことに全く触れていませんね。はい、テレビ中継もないし、見ていませんでした。選手も佐藤輝以外あまりよく知りません(苦笑)。スポーツ記者時代、普通の人の一生分ぐらい、プロ野球の試合はスコアブックを付けながら散々観たので、もういいや、てな感じなのです。阪神セ・リーグ優勝で、関西大学の宮本勝浩名誉教授は「全国で969億円の経済効果が見込まれる」と試算したようですが、これまた阪神グッズが欲しいわけでもなく、セールも興味がなく、醒めた目で見ております。

 「それって、あなたの感想ですよね?」と誰かに言われそうですが、「はい」としか言いようがありません。それで、何か?

 

青い歯とは何ぞや?

 CDプレーヤーを買い替えた話をこのブログに書きました。最新機種なので、まだ使い方がよく分かりません。何しろ、それまでは中古の(恐らく、15年ぐらい前に作られた)MD付CDプレーヤーを使っていたので、最新技術についていけません(苦笑)。

 まず、電気業界の勝手な方針でMDプレーヤーは生産中止に追い込まれたのですが、その代わりにSDカードかUSBで録音できるようになりました。SDカードはあんまり好きではないので、32GBのUSBを購入し、試してみたところ、一応、CDの録音はうまくいきました。私としましては、語学(フランス語)のラジオ放送の予約録音をしたいので、いつか挑戦してみたいと思っております。

 もう一つ、Bluetooth 機能が付いていることを知りました。Bluetooth? 「青い歯」って何じゃい? 遅れて来たおじさんは、最新技術についていけません。説明書(旧いおじさんはマニュアルなんて言いません)を読むと、スマホと無線で接続できる機能らしい、ということで、早速試してみました。

 そしたら、簡単。直ぐにつながり、スマホのスポッティファイの音楽を掛けたら、CDプレーヤーのスピーカーから重低音の迫力のある音が流れて来たのです。

 こりゃあ、いい!

 何でも、食わず嫌いではいけませんね。

 

CDプレーヤー、また買いました

 昨日は、個人的にあまりにも色んなことがあり過ぎて、ブログの更新も出来ませんでした。またまた、個人的なことを書きますので、ご興味のない方は、この先は、無理してお読みにならなくて結構です(苦笑)。

 まず、昨日は木曜日でしたが、家族の御見舞い面会の予約が取れましたので、会社を休みました。そしたら、一緒に面会に行く予定だった親族がコロナの陽性になってしまったということで、ドタキャンです。結局、一人で行くことになりました。

 面会は午後3時でしたので、午前中空いていました。どうしようか、と思っていたところ、結局、近く、とは言っても、自転車で15分掛かるアウトレットまで、CDプレーヤーを買いに行くことにしました。

 とうとうCDプレーヤーまで壊れてしまったのです。この機器はMDプレーヤーも付いていて、もうMDプレーヤーは生産中止されて市場には出回っていないので、苦労してネットで探して前に使っていたものと同じ機種を中古で購入したものでした。2021年4月のことです。2万5980円もしました。それが、わずか8カ月後の同年12月にMDが使えなくなりました。そのまま我慢して使っていましたが、今度は、CDプレーヤーが使い物にならなくなりました。4~5日前のことですから、2023年9月のことです。修理に出してもいいのですが、中古品で保証書もないし、結局、修理代がまた高くつくことでしょう。中古とはいえ、購入してわずか2年5カ月しか持たなかったことになります。(ちなみに前のMD付CDプレーヤーは12年ぐらい持ちました)

 今回の機種は、ソニー製で結構売れている機種のようでした。残念ながらMDプレーヤーは付いていませんが、USBかSDカードでCDとラジオを録音できるようです。何と言っても、値段が2万2240円だったのです。中古のCD/MDプレーヤーより安いじゃありませんか。しかも滅法、軽いし、小型化され、音質は以前の機種より上回っておりました。

 何で急に、思い立ってCDプレーヤーを買うことにしたのかと言いますと、ローリング・ストーンズが18年ぶりにニューアルバム「ハックニー・ダイアモンズ」を10月にリリースするという記事を読んだからでした。私は旧い世代ですから、ストリーミングとかネット配信より、やはりCDでライナーノーツを読みながら聴く派です。プレーヤーが壊れていては、聴けませんからね。ストーンズのCDは、もう18年も前になる2005年の「ア・ビガー・バン」を含め、1963年のデビュー以来のアルバム殆ど全部私は持ってます。それに、アウトレットのポイントが2860円も溜まっていたので、期限切れになる前に使おうと思ったのでした。

 今回、ちょっと懲りたので、1112円をポイントで支払って、CDプレーヤーの修理保証期間を1年間から5年間に延長しました。

レモンタルト1200円

 午後3時の家族のお見舞い面会の後、自宅近くにかき氷専門店があるというので初めて行ってみました。週末はかなり人が並んで入れないという人気店ですが、さすがに平日の夕方は空いていました。人気一番の「レモンタルト」を注文しましたが、量の多さには圧倒されました。氷がまろやかで、ふわふわ、今まで食べて来た歯にジャリジャリと絡むかき氷は、何だったのか? と思わされるほどでした。でも、個人的には量が多過ぎで、夜はちょっと苦しみました(笑)。

北八ヶ岳

 最初に、個人的に昨日は色んなことがあり過ぎた、と書きましたが、それはメールが殺到していたということでした。まずは、本日金曜日、何年かぶりに飲み会を銀座の「ライオン」で計画していたのですが、台風13号が関東地方にも上陸するということで、「帰りの電車が止まったら困るんじゃないか」という反対意見で、結局延期になりました。そんなメールのやり取りが何通も続きました。

 そんなんで気を取られていて、しかも、会社を休んでいたので、会社の共通メールをチェックしていなかったら、夕方になってとんでもないメールが殺到しておりました。一つは、パソコンのプリンタを変更することになったので、明日10時にパソコンの設定も変更します、といった連絡でしたが、もう一つは、会社の同僚が、もういい年なのに、地方支局に転勤するという不可解な人事でした。そして、もう一通は、違う同僚が来月にも長期治療入院するという話でした。

 「衆人監視」のブログなので、詳細は書けませんが、「えっ?どゆこと?」という話ばかりで、頭が混乱してしまいました。

 以上、昨日、ブログを更新できなかった言い訳でした(笑)。

渓流斎流 スクワットの薦め

  • Total Page View: 901958
  • Today’s Page View: 7267
  • Total Access Person: 595601
  • Today’s Access Person: 167
  • Count Start from: 2017年9月15日

 何じゃあ、こりゃあー!

 本日9月6日(水)午前9時の時点での渓流斎ブログのアクセス数を見たら、ビックリ仰天です。

 この《渓流斎日乗》ブログは、2005年から開始しましたが、今は亡きIT技術者・松長哲聖氏の尽力で新しく2017年9月15日から再スタートしました。その6年目で合計90万ページビューを突破したのです。おめでとうございます!パチパチパチ。それはそれで素晴らしいです。今度、100万ページビューを突破しましたら、お祝いでもしましょう(笑)。

 でも、一番解せないのは、本日のページビュー(Today’s Page View)です。7267アクセスもあるのです。普段なら、1日500アクセス程度ですから、いつもの10倍以上です。何かあったんでしょうか?? は、はあーん、誰がいたずらでもしているのかな? 

 だって、Today’s Access Personが167しかいないからです。誰かお一人が、操作してアクセスしているのかしら? いずれにせよ、IT技術に疎い小生としては、(嬉しいことは嬉しいのですが)、不気味です。

浮間舟渡

 私はページビューを上げたいがために、ブログを書き続けているわけではないので、本日も個人的なことを書きます(笑)。

 昨日は、朝方から元気がなく、喉の奥にほんの少し違和感があり、「やばい!風邪ひきそう。もしかしてコロナ?」と戦々恐々でしたので、夜は8時半に就寝しました。翌朝は6時半に起きたので、睡眠時間10時間です。私は、アインシュタインと同じようにロングスリーパーなのです(笑)。お蔭様で大分、体調も戻りました。熱もありません。

 でも、丸々10時間、熟睡出来たわけではなく、途中で3回もトイレで目が覚めました。ベッドではなく、お布団で寝ているので、年を取ると、起き上がるのがつらい!よっこらしょ、ではなく、ヨッ、コォラ、ショ~~~なのです。何でこんなに力が出なくなってしまったのか?普段の通勤の際も、鞄が重くて(重い書籍が入ってますからねえ)、手に持つのがつらくて、直ぐ背中に背負ってしまいます。

 スロートレーニングの権威と称される東大の石井直方名誉教授によると、筋肉は30歳を過ぎると減り始め、下肢、体幹の筋肉は80歳までの50年間で約半分にまで減るといいます。半減ですよ!道理で、布団から起き上がるのがつらくなるはずです。

 筋力が低下するとサルコペニア、さらに進行するとフレイルと呼ばれる虚弱状態になるといいます。おっとろしいですねえ。でも、そんなこと言われても、年を取れば誰でもそうなりますよ。私もはっきり言って、既に、そのサルコペニアとやらになってることでしょう。

浮間舟渡

 しかし、落ち込んでいてばかりはいられません。石井名誉教授が提唱しているスロートレーニングでは、スクワットを推奨しています。本も出ていますし、ネットで検索すればやり方も出てきます。

 そうか、スクワットか! 

 スクワットがあるではないか!

 別に自己流でも構わないのではないでしょうか。とにかく、座ってばかりいないで、毎日スクワットを続ければ、少しは筋力がついて体調も戻るはずです。

 まあ、いずれにせよ、このブログを御愛読して頂いている皆様には、少しでもお役に立てれば恐悦至極に存じまする。

《渓流斎日乗》は無料です=有料にはしません

 9月5日付の朝日新聞朝刊で、X(旧ツイッター)のフォロワーが60万人を突破し、投稿サイトでは有料会員2万人を誇り、日経の敏腕記者から華麗なるフリージャーナリストに転身された人(43歳)の話が載っておりました。有料サイトは月額500円と言いますから、単純計算しても月1000万円の収入です。このほか、掲示板やオフ会などに参加できるコア会員3000人は、月額980円らしいので、年収1億数千万円ですか。。。???

 いやはや、下衆の勘繰りをしてしまいました。大変失礼致しました。

 私のブログは無料で、広告費から収入を得ておりますが、年間でも、差し引き2万円程度ですよ(笑)。多額の時間とお金を費やして(主に書籍代)、散々苦労して書いてこの程度です。本当に、本当に、本当に笑ってしまいます。

 でも、ブログを有料会員制にするつもりはありません。理由は決まってます。有料会員になってくださるのは、思い当たるところでも、2人か3人しかいないからです(笑)。こりゃ、無理です。

東銀座「トレオン16区」海老と小柱のトマトクリームソースの前菜

 また、下衆の勘繰りに戻って、思考回路を巡らしてみるとー。

 所詮、世の中、女(男)と金

 なんですよ。有料会員になる皆様は、女(男)と金の情報が欲しいのでしょう。マッチングアプリだとか経済情報だとか投資だとか、綺麗な言葉で洗浄されてはいますが、人間がナケナシのお金を出してでも欲しい情報というものは、所詮、博打も含む儲け話かエロ情報なのです。そうでなければ、蜜の味と言われる「他人の不幸」情報です。人間は皆、楽をして優雅な生活を送り、「嗚呼、自分はまだマシな方なんだ」と安心したいのです。

 (最初に書いた日経からフリージャーナリストに転身した人の有料「経済情報」は見たことはありませんので、小生の持論は彼に当てはまらないかもしれないことは、念を押しておきます。)

 翻って、小生のブログ《渓流斎日乗》は、残念ながら、毒にも薬にもならない、と言いますか、儲け話やリビドーには全く欠けています。そんなサイトが有料として成り立つわけがないのです!

 だから、好き勝手に個人的なことでも書けるのです(笑)。

東銀座「トレオン16区」海老と小柱のトマトクリームソース1300円 初めて入店しましたが、意外にも結構美味かった

 早速、個人的な話ですが、新型コロナに関して、5類に移行してから、妙に私の周囲で感染者が増えているのです。だから、外や電車やバスの中でマスクをしていない人を見るとゾッとしてしまいます。そもそも、私は統計やおカミの言うことは信じていませんからね(苦笑)。実体験は信じます。

 私の場合、会社の同じ部署の人で2人も感染者になりましたから、昨年の5類に移行する前だったら、堂々の「濃厚接触者」になるはずです。だからこそ、暑苦しくても、我慢してマスクをしているのです。その半面、マスクをしない人が私の身近に目に付いたりすると、「俺は実は、濃厚接触者なんだぜい」と告白したくなります。見知らぬ他人なので、実際にそんな子どもじみたことしませんけど(苦笑)。

 以上、好き勝手に書いておりますので、有料サイトにしようなどとは、滅相も御座いません。

 ただ、お読みになった皆さんが、知らない情報を得て、少し得した気分になったり、「渓流斎よりマシな人生送っているな」と思って頂いたり、その逆で、「この本、面白そうなので、読んでみようかしら」と思ってくださったり、「また、今日も、一生懸命に生きて頑張ろう」と少しでも思ってくださったりすれば、主宰者としてはこの上もない喜びで御座います。

【追記】

 何で、「所詮、世の中、色と金」なんぞと汚い言葉を使うのかと言いますと、迷惑メールがそうだからです。大抵の私のところに来るスパム(迷惑)メールは、「高額金が当選しました」とか「私はアフリカ・ガボンの銀行役員です。貴方様だけにお教えする投資話があります」とか、見知らぬおネエちゃんからの「お誘い」だったりするからです。

 皆さんも同じようなものじゃありませんか? 隠しても駄目ですよ。

重力とは空間の曲がりが引き起こす現象=Newton別冊「相対性理論」

 ほぼ毎日のようにブログを書き続けているのですが、それほど反応はありませんし、一体、どんな方がお読みになっているのか想像すらできません。まるで「暖簾に腕押し」です。でも、FacebookなどのSNSに投稿すると、信じられないくらいの速さと量とコメントで反応がありました。

 私自身、Facebookはやめたはずでした。しかし、9月1日に書いた「100年前の関東大震災直後に起きた不都合な真実」は、地味な記事とはいえ、我ながら重要だと思ったので、なるべく多くの人に読んで頂きたいという願いで投稿してしまいました。ただ、何となく、多くの意思のある方がお読みになって頂いていることを確認できましたので、Facebookへの投稿は、これで味を占めることなく(笑)、また、控えることに致します。出来ましたら、直接ブログにアクセスして頂きますれば、主宰者として恐悦至極に存じまする。

 さて、残りの人生、「理系人間」に転向したことを以前、このブログに書きました。私はゴリゴリの文系人間で、正確には、理系人間にはなれませんので、今後はなるべく、理科系の学問も勉強して、理数系の思考に頭を切り替えることを目指すということです。

 ということで、Newton別冊「相対性理論」(ニュートンプレス)を読了しました。実に、面白かった、と言わせてください。「お前に相対性理論が分かるのか?」という声が聞こえそうですが、「はい。ある程度分かりました。人間として生まれて、この理論に触れることが出来て最高の幸せです」と答えておきます。

 正直、私がこの本によって相対性理論が「理解」できたのは、本来ならあるべき複雑な数理式が極力、最低限しか採用されていなかったからではないか、と後から思いました。つまり、ゴリゴリの文系人間でも分かるように易しく書かれていると言っても良いでしょう。

浮間舟渡

 前回、この本を取り上げた時、時間が伸びちぢみする話(例えば、東京スカイツリーの地上階と高さ450メートルの展望階では、時間の進み方が約5京分の1ほど違う)などを書きましたが、この本の後半では、空間が歪んだり、曲がったりすることが主に紹介されていました。こんな感じですー。

 ・質量が空間を曲げ、空間の曲がりが重力を引き起こす。つまり、重力とは空間の曲がりが引き起こす現象なのだ。(70ページ)

 ・「質量」とは、物体の「動かしにくさ」を表す量です。一方の「重さ」とは物体に掛かる「重力の大きさ」を表す量です。(104ページ)

 ・天体が時空をゆがめ、物質をとらえ、光を曲げるブラックホールは、1916年の一般相対性理論で証明されていたが、実際に、ブラックホールの画像をとらえたのは、その100年後の2019年4月だった。(楕円銀河「M87」の中心に存在する超巨大ブラックホール)

 ・アインシュタインは一般相対性理論を構築後、電磁気力と重力を統一する「統一場理論」を目指したが、未完に終わった。現在でもまた完成されておらず、世界中の理論物理学者が、量子論と一般相対性理論の融合という夢の実現に邁進している。(目下、最有力な理論として、素粒子を「点」ではなく、「ひも(弦)」だという「超ひも理論」が期待されている)

 ・一般相対性理論は、重力を受けた物体は、最も歳を取る道筋を通ると主張する。それが放物線だ。

 ・ゼロ以上光速(秒速30万キロ)未満の速度でしか進めない粒子を「タージオン」(地球や銀河なども)、常に光速でしか進めない粒子を「ルクシオン」、常に光速より速く進む粒子を「タキオン」と呼ぶが、もし、超光速タキオンを使って通信を行うことが出来れば、理論的には、過去への通信が可能になる。

 ・光速の60%という猛スピードで進むことが出来る宇宙船が開発され、地球を旅立つとして、地球で10年経ったのに、宇宙船内では8年しか経っていないという理論が成り立つ。

・・・まあ、こんな感じの理論を私はこの本で学びました。

 嫌な人間関係や、思い通りにならない人生にウジウジしているより、「理系の学問は何と潔いものなのか!」と悟る方が健康的(メンタルヘルス)に良いかもしれませんぜよ。

🎬「福田村事件」は★★★★★

 昨日書いた渓流斎ブログ「100年前の関東大震災直後に起きた不都合な真実」の最後の方で、映画「福田村事件」(森達也監督)のことを書いたので、本日早速、観に行って参りました。言い出しっぺが、観なければ話になりませんからね。この映画は色んなことが複雑に絡んでいて、後からボディーブローのように効いてくる作品でした。今年一番の名作と言っておきます。

 その前に、実は、当初は、観るつもりはなかったのです。生意気ですが、最優先事項ではなかったのでした。特に、今年はつまらないハリウッド映画に遭遇して、劇場に足を運ぶのが億劫になっておりました。それが昨日、たまたまブログを書いた後、友人のY君からメールが来て、「僕は明日『福田村事件』を観に行くつもり」とあったのです。私もブログで朝鮮人虐殺事件のことを書いたばかりだったので、「これも何かの啓示かな」と思ったのでした。

 そして、何よりも、昨日書いたことは、小池都知事を始め、国粋主義者の皆さんの逆鱗に触れる話かもしれませんが、大手マスコミである読売、産経、日経が、大震災後の不穏な空気の中で、朝鮮人虐殺がまるでなかったかのように「報道しなかった事実」には愕然としてしまいました。そこで、この事実を多くの人に読んでもらいたいと思い、やめていたFacebookに昨日の記事だけを何年かぶりに投稿したのでした。そしたら、即、反応がありまして、色んな副産物を得ることが出来ました。それは後で書きます。

映画がはねて、今話題沸騰の池袋「フォー・ティエン」へ。店前は長い行列で22分待ちました。

 映画は、関東大震災が起きて5日後の1923年9月6日、千葉県東葛飾郡福田村(現野田市)で実際に起きた自警団による、朝鮮人だと誤認した日本人虐殺事件を題材にしています。殺害されたのは、讃岐(香川県)から来た薬売りの行商団15人のうち、幼児や妊婦を含む9人です。行商団の人たちは、被差別部落出身で、二重に差別されているような感じでした。この史実は、100年近くも闇に葬られていましたが、1979年から遺族らによる現地調査が始まり、1980年代から徐々に新聞等で報道されるようになったといいます。

 それでも、多くの人には知られず、そういう私もこの映画を観るまで、この事件について全く知りませんでした。

池袋「フォー・ティエン」牛肉のフォー950円 非常に期待していたのですが、小生の馴染みの銀座のフォーの方が美味しいかな?

 先述した「副産物」というのは、Facebookで投稿したところ、色々な方からコメントまで頂いたことでした。その中で、読売新聞出身のSさん(著名な方なので敢えて名前は秘します)から驚きべき内容のコメントを頂いたのです。以下、御本人に事前承諾の上、掲載しますとー。

 映画は、封印されてきた事実をベースにしています。福田村は今の千葉県野田市で、私が住んでいる柏市を含めた東葛地域に当たります。映画が依拠した「福田村事件 関東大震災・知られざる悲劇」の著書である辻野弥生さん(82)は、私も参加している「東葛出版懇話会」の仲間です。懇話会は6月、森達也監督を定例会の講師に招き、映画『福田村事件』の話をしてもらいました。もちろん辻野さんもスピーチしました。

 福田村事件の加害者として検挙されたのは、福田村の自警団員4人と、隣村の田中村の自警団員4人で、その後、恩赦で全員釈放されたといいます。この田中村は現在の柏市ですから、同市にお住まいになっているSさんとは大いに関りがあったわけです。

 Sさんは、読売新聞文化部の放送担当記者出身で、現在放送評論家です。昨日のブログで私が読売新聞の悪口めいたことを書いたので、低姿勢でお詫びしたところー。

 「悪口」ではなく、事実を指摘されたわけですよね。 Y紙についていえば、きのうの夕刊の映画評欄で女性記者が絶賛していました。新聞記者時代も今もそうですが、私は「文化(部)は政治(部)の風下に立たない」と自分に言い聞かせています。

 との返事を頂きました。同じ読売社内でも、違う考え方をする「抵抗勢力」がいらっしゃるということで安心しました。

 あれっ? 映画の話でしたよね? まあ、とにかく御覧になってください。ドキュメンタリー作家の森達也がメガホンを採りましたが、フィクションも取り入れてます。荒井晴彦、佐伯俊道、井上淳一の3人ものベテラン脚本家が恐らく侃侃諤諤と協議して練り上げた台詞と、正確な衣装考証で色鮮やかな大正時代のファッションまで蘇らせ、100年前にタイムスリップしたようです。

 主演は井浦新、田中麗奈、永山瑛太の3人ですが、過去のスキャンダルで謹慎処分が続いていたピエール瀧や東出昌大、昨年、参院選に当選しながら病気で辞職した水道橋博士も出演していて、いい味を出しておりました。特に、ピエール瀧は、地元紙「千葉日日」の編集部長の役で、若い女性記者(木竜麻生)が真実を書くことを主張しても、「不逞鮮人の仕業だと書き直せ」などと当局の意向に沿った発言しかしないので、まさに「はまり役」でした(苦笑)。

 そう、当時は、ネットどころか、テレビもラジオもなく、メディアと言えば新聞だけ。その報道が大衆に与えた影響はかなり大きかったはずです。その新聞が、内務省の発表通り「朝鮮人が暴動を起こそうとしているので、自警団をつくって守るように」との通達をそのまま掲載すれば、民衆はその通り、実行するはずです。加害者も、むしろ正義感に駆られて自分たちの村を守るべきだと立ち上がったのかもしれません。

 これらは100年前の大昔に起きたことなので、現代に起きるわけがない、と考えるのは間違いです。今は、むしろ、SNSなどでフェイクニュースや偽情報が横行しています。

 私も映画の帰り、某駅前で、某政党の政治家が、外国人排斥のアジ演説をしているのに遭遇しました。不安と恐怖に駆られると何をしでかすか分からない群集心理に洗脳される日本人のエートス(心因性)は、100年前とちっとも変っていないのです。

【追記】

 差別用語は当時のまま表記しました。

 

「神田みますや」は「東京で最古の居酒屋」なのか?

 ちょっと先の話になりますが、来月9月下旬に、「東京で最古の居酒屋」といわれる「神田みますや」に行くことになりました。旧い友人のA君に声を掛けたら、有難いことに応じてくれたのです。すっごい楽しみです。そのワケは後で縷々述べることにします(笑)。

 コロナのパンデミック以来、個人的にほとんど外で飲み歩かなくなりました。「家呑み」になりましたが、随分酒量も減って、缶ビールの小(350ミリリットル)で満足してしまう今日この頃です(笑)。

 昔は、飲み友達が20人も30人もおりましたが、亡くなった親友もおり、1人減り、2人減りで、気が付いたら、A君の他に2人ぐらいしかいなくなってしまいました。中にはメールをしても返事がなく、電話すると、留守電にしてしまう飲み友達もいました。何か悪いことでもしたのかなあ? と、一瞬、人間不信に陥ってしまいました。でも、もしかして、長期入院しているのかもしれません。最近、名古屋にお住まいの親友も長期入院からめでたく退院したばかりでしたし。

 ま、それはともかく、A君がみますやに付き合ってくれることは嬉しい限りです。彼は、既に、みますやには何度が行ったことがあるらしく、「お酒も料理も美味しいよ」と言うではありませんか。彼は日本酒の品評会の審査員もやったことがあるほどの「通」ですから、間違いありません。余計に楽しみが増し、今からワクワクしてしまったのです。

 「東京で最古の居酒屋」といわれる「神田みますや」は明治38年(1905年)創業です。あれっ? 私も以前、よく通い詰めた根岸の「鍵屋」は、安政3年(1856年)創業ですから、「最古」とは違うんじゃないかな、と思いましたら、同じ場所でずっとやり続けて来た居酒屋は「みますや」が一番古いようです。「鍵屋」は、もともと酒問屋で、その一角で呑み屋を始め、創業場所は現在地の根岸からちょっと離れた所だったらしいですしね。

 みますや創業の明治38年は、色んなことがありました。まず、前年から始まった日露戦争で、日本海大戦もあり、終結した年です。この年に製造された鉄砲が「三八式歩兵銃」です。何と、40年後の第2次世界大戦でも使われたといいますから、驚き以外何でもありません。お金と技術がふんだんにある米軍は自動小銃を開発してバリバリ撃ちまくっていたのですから、日本は負けるはずですよ。

 そして、今たまたま「相対性理論」の本を読んでいるので、熟知したのですが、1905年は、26歳のアインシュタインが特殊相対性理論を発表した年でした。さらには、私が最も尊敬する夏目漱石が「吾輩は猫である」を発表した年でもありました。もしかしたら、漱石先生も「みますや」に行ったことがあるのかしら?(漱石が通った神田の洋食店「松栄亭」は、私もよく行ったことがあります。勿論、漱石のために考案したという「洋風かきあげ」を食べに)

 1905年生まれの著名人には、哲学者サルトル、画家片岡球子、三岸節子、作家石川達三、伊藤整、俳優志村喬、女優グレタ・ガルボ、映画監督成瀬巳喜男、元首相福田赳夫らがおります。

 これだけ書き連ねると、みますやに行く楽しみがいや増します。多くの人は、飲食とは舌で味わうものだと誤解していますが、実際は脳で味わっているのです。脳で味わうということは、情報や蘊蓄が多ければ多いほどいいのです。「えっ?夏目漱石が通った店だったの!?」ー。それだけで、お味の評価も倍増するはずです。何も知らないで、ただパクパク食べるだけならピテカントロプスでもできます(笑)。