地球温暖化

湯の滝

地球温暖化のせいで、アラスカの永久凍土が溶けているという写真記事を目にしました。

カナダ北部でも30度以上の猛暑に襲われ、当地のイヌイットの人たちが堪りかねて冷房を買ったという記事も読みました。

以前、シュミレーションとして、日本ではりんごは、もう長野や青森では暑すぎて、北海道でしか育たなくなるという記事を読みました。

50年後か、100年後の話か分かりませんが、その頃の食糧自給率はどれくらいになっているのでしょうか?

日本人の金持ちは、北海道に移住するんですかね?

このままでは、地球が危ない。

私達に何ができるのか、自分自身に問いかけるしかありません。

今のうちに対策をとっておかなければ大変なことになることは確かです。

自分の名誉と野心だけのために税金で養われている政治屋や官僚には何一つ期待できません。

鰻の名門「ひょうたん屋」

銀座のうなぎといえば、夏目漱石も通ったと言われる4丁目の「竹葉亭」が有名ですが、1丁目の「ひょうたん屋」という評判の店に初めて行って見ました。

確かに、評判通り、素晴らしいお店でした。つまり、値段と味のバランスという意味で。

建物は木造で、とても雰囲気があります。昭和22年に居酒屋として開業して、昭和35年から鰻専門店になったそうです。小津安二郎の「東京物語」に出てきそうなお店です。

お昼のランチで1500円の「中」を注文しましたが、ご飯は魚沼産のコシヒカリで、鰻は蒸さない関西風のせいか、ほどよい食感と、濃すぎない味付けで、久しぶりに鰻を堪能した感じでした。★★

何かあれですね。最近、食べ物のことばかり書いてますね。お許しあれ。

この「ひょうたん屋」のすぐ近くに幸稲荷神社があります。その横の狭い路地を入った所に、居酒屋「卯波」があります。ここは、3年前に亡くなった俳人の鈴木真砂女が昭和32年に始めたそうです。現在、お孫さんが引き継いでいるので、今度、一度、覗いてみようかと思っています。どなたか、お付き合いください。

銀座「スイス」のカツカレー

日本のカツカレーの発祥地と言われる銀座のグリル「スイス」(3丁目)に行ってきました。

昭和23年、プロ野球巨人の名二塁手、千葉茂さんが、「カレーの上にとんかつを乗せてくれ」と注文するようになって、できたというのが真相らしいです。「スイス」は当時6丁目にあり、千葉さんが贔屓にしていた洋品店が側にあったそうです。今でも「千葉さんのカレー」というのがメニューにあります。

千葉さんは知る人ぞ知る存在で、ひと言で言うと、あの長嶋茂雄さんの前に巨人で背番号「3」を着けていた人です。1956年に引退しているので、現在55歳以上の人でないと、現役時代の千葉さんを知らないでしょう。

色々、調べているうちに、千葉さんの愛称は「猛牛」で、巨人の監督を友人の川上哲治に譲り、近鉄の監督として迎え入れられた時、わざわざ、近鉄パールズから近鉄バッファローズ(猛牛)に名前を変えたということを知りました。その際、球団旗のマークを千葉さんの友人の芸術家、岡本太郎さんにデザインしてもらったのです。そういう経緯があったとは知りませんでしたね。もう、近鉄球団は消滅しましたしね。

ところで、カツカレーは、普段1050円ですが、何かのキャンペーン中で、950円でした。

4年ぶりくらいに食べましたかね。懐かしい味でした。★

「千葉さんのカレー」は1350円で、ちょっと量が多く、サラダも付いています。お奨めは、こちらの方です。

 

吉村昭さんのこと

旧聞に属しますが、作家の吉村昭さんが7月31日に膵臓ガンのため亡くなりました。79歳でした。私は吉村さんとは文芸家協会の会合や文壇懇親会でお見かけした程度で、親しく歓談したことはないのですが、著書を通じて、尊敬しておりました。「戦艦大和」「破獄」「天狗争乱」など名作が多く、その綿密な取材には頭が下がる思いでした。

周囲の作家からの信望も厚かったようです。城山三郎氏などは「真面目で欠点がなく、ゴルフなんかの遊びもせず、人の悪口も言わず、愚痴もこぼさない」と、本当に聖人君子扱いです。

加賀乙彦氏は、吉村さんから「外国旅行する暇があったら日本国内旅行をするべきだ」と諭されたそうです。ある小説を書くために、長崎を50回も訪問しながら「50回行っても、長崎の石畳を全部歩けない。全部歩かないと小説が生き生きと書けない気がする」と語ったそうです。映画や芝居など、作られたものを見るよりも、自分で調べて作ることの方に全エネルギーを注いでいた感じだと明かしています。

私はといえば、今、海外旅行に行きたくてしょうがなく、映画や小説など、他人が作ったものを鑑賞するのに全エネルギーを注ぎ、毎日、愚痴ばかり言っています。

まるで正反対の堕落人間です。

(引用は朝日新聞と毎日新聞)

後藤山脈

昨晩は、後藤喜兵衛さんのお導きで、半蔵門のグランドアーク半蔵門の地下の「門」で懇親会。いつもながら、どんな人が来るのか行ってもみないと分からない不思議な会合です。

列席者は、文藝春秋流通企画部長兼直接販売部長の羽田昭彦さん、東京スポーツ編集企画室長の佐藤祐二さん、共同通信経済部記者の村上久仁子さん、日本新聞協会経営業務部広告担当副主管の鈴木良和さん、同編集制作部副主管の辻唯志さん、そして、日刊スポーツ編集局次長の内山泰志さん。

内山さんは、25年以上昔の若い頃から知っていますが、編集局次長にまでご出世されるなんて、想像もつきませんでしたね。

特に、何てことはない雑談に終始しました。新聞の広告収入がガタ落ちして、昔は、広告費と販売費の比率は半々だったのに、今では35対65になってしまったという話が印象的でした。新聞労連の委員長は、初めて北海道新聞社から選出された。もう、大手全国紙は、弱体化したのではないか。今度、共同通信の編集局長になられた後藤謙次氏は政治部の竹下派担当出身で、大変な切れ者で、久方ぶりのエース登場といった、まあ、業界の内輪話ばかりでした。

後藤さんは、熊井啓監督の「日本列島」と、先頃公開されたディンゼル・ワシントンとジョディ・フォースター主演の「インサイドマン」をビデオでもいいから是非見るべきだ、申しておりました。

人は不合理で利己的か

私は最近、恩知らずの仕打ちを受けて、ひどく落ち込みました。

そんな時に、次の言葉に出会いました。

そして、この言葉によって救われました。

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あなたの最良のものを。。。。

人は不合理 非論理 利己的です
気にすることなく 人を愛しなさい

あなたが善を行うと 利己的な目的で それをしたと言われるでしょう
気にすることなく 善を行いなさい

あなたの正直さと 誠実さとが あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく正直で 誠実であり続けなさい

あなたが作り上げたものが壊されるでしょう
気にすることなく 作り続けなさい

助けた相手から 恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
気にすることなく 助け続けなさい

あなたの中の最良のものを 世に与えなさい
けり返されるかもしれません
でも 気にすることなく 最良のものを 与え続けなさい

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有難う!

マザーテレサ

藤波芙蓉さんの情報を集めています

昨日も書きましたが、藤波芙蓉さんの情報を集めています。


生年月日、出身地等、何かお分かりの方は、コメントをください。「ここで調べればいい」という情報でも結構です。


お願いします。


コメントの仕方は、この一番下にある Comment(0)の数字のところ(現在コメントがないのでゼロです)をクリックしてください。コメントを投書するサイトが出てきます。


よろしくお願い致します。


渓流斎

藤波芙蓉さんを知ってますか?


明治末から昭和初めにかけて一世を風靡した美容家、藤波芙蓉という人を調べています。


『新式化粧法』(明治43年、博文館)、『新美装法』(大正5年、婦人文庫刊行会)などの著書があり、東京の日暮里に化粧品製造工場を持ち、「婦人画報」とタイアップして通信販売を行ったりしていますが、生年月日や、出身地さえ分かりません。


藤波芙蓉さんのご親戚、遺族の方がいらっしゃて、このブログを読んでくだされば有り難いのですが、まあ、難しいでしょう。


どなたか、参考文献等ご存知の方、藤波芙蓉氏についてご存知の方は何でもいいですからはコメントして戴ければ、有り難いです。


ちなみに、ネットで検索しましたが、あまり収穫がありませんでした。


私のブログを読んでくださっている方は、我が国でも選ばれた稀に見る知性と教養の持ち主ばかりと聞いておりますので、大いに期待しております!

疑惑の出来レース

話題のボクシングWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ、第一位ファン・ランダエタ(ベネズエラ)対同級二位、亀田興毅の試合を見ましたか?

夜の7時半からTBSが大々的に「亀田兄弟物語」を放映し、試合が始まったのは、9時前。9時54分には決着をつけなければならないのに、判定に持ち込まれ、結局、亀田の王者獲得が決定したという疑惑のレース。放送時間の2時間半のうち、30分はコマーシャル・タイムでした。

私はなぜ、疑惑レースと書くのかというと、亀田は、初回にダウンを喫したからです。大昔に、ボクシングの取材をしたことがありますが、ダウンを喫すれば、ポイントは、相手より、「-2」の差が付きます。試合は、最終12ラウンドにまで持ち込まれましたが、亀田は、ランダエタから一度もダウンを奪うことができませんでした。ということは、2点差を挽回するのは不可能だったはずなのです。しかも、終盤では何度も、亀田がぐらつく場面がありました。ポイント的に逆転できるはずがありません。

それが、ジャッジの判定は2-1で亀田の勝ちだったのです。

これは、裏に、からくりがあって、「経済波及効果」を狙ったとしか言いようがありません。亀田にはすでに、サントリーをはじめ、明治製菓など大手企業がスポンサーになっています。みすみす、「金になる木」を手放すはずがありません。30分のコマーシャルを見せ付けられて、確信しました。

恐らく「負けた」ランダエタは、亀田以上のファイトマネーをもらって、意気揚々と母国に引き上げたはずです。

「番組」では、亀田が「このチャンピオンベルトを親父に捧げます」と、結局、安物のお涙頂戴ドラマで終わりました。

嫌あなものを見てしまいました。