ポール離婚

ローマ

私は、自他ともに「ビートルズ・フリーク」として認められています。(え?誰が?誰のお墨付きで?)ポール・マッカートニーの離婚問題が決着したようですので、備忘録として書きます。興味のない方は、少し長くなるので、これ以上、お読みにならなくて結構ですよ。

●ポール(64)は、離婚係争中の妻ヘザー・ミルズ(39)に対して、現金2500万ポンドとロンドンのセント・ジョンズ・ウッドにある400万ポンド相当の豪邸(私も今村君と一緒に見に行ったことがあります)を分与する。ということで、慰謝料の合計は2900万ポンド(約66億円)。

●2人の間に生まれた娘ベアトリス(3)の養育権は共同とする。

11日付のニューズ・オブ・ザ・ワールド紙http://www.newsoftheworld.co.uk/story_pages/news/news1.shtmlによると、2002年6月にポールがヘザーと再婚した際、もし、離婚したら、ヘザーに2000万ポンド(約46億円)の財産を分与するという契約を交わしていたといいます。昨年7月に二人が離婚申し立ての手続きを開始すると、ヘザーはポールの資産総額8億2500万ポンド(約1881億円)の4分の1近い2億ポンド(約456億円)の分与を請求していたといいます。

ちなみに、「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」紙というのは、日本の「夕刊フジ」や「日刊ゲンダイ」に当たるのでしょうか?ビートルズの名盤「アビイ・ロード」にも登場します。ジョンの歌う「ポリシーン・パム」という曲です。しかし、日本版の歌詞カードには「世界中の新聞」と誤訳されています。「彼女は世界中の新聞をにぎわせるそういうタイプの女なのさ」となっています。

これでは、少し、ジョンの言いたいニュアンスが伝わりませんよね。殿方なら分かるでしょうから、これ以上書きませんが。

さて、「したたか者」のヘザーが、わずか4年の結婚生活で得た分捕り金が66億円だったとは!高いのか安いのか、庶民には分かりません。

それより、世界の歴史で、最も著名で成功した芸能人であるポールの資産が1881億円とは!

ちなみに、ほぼ同時期に離婚が成立したロシア人の大富豪でサッカーのイングランド・プレミアリーグ「チェルシー」のオーナーのロマン・アブラモビッチ氏(40)の総資産を知って驚きました。彼は16年連れ添ったイリナ夫人と5人の子供の親権や財産分与で合意に達したということで、詳細は明らかにされませんでしたが、彼の総資産は何と110億ポンド(約2兆4700億円)なのだそうです。

アブラモビッチ氏が何をしている人なのか知りませんが、あれだけ、世間に晒し者になっているポールの12倍以上の総資産があるとは!

驚き、驚きです。

アブラモビッチ氏は、どうやら25歳のロシア人モデルと再婚するようですが、どういう人物なのか、ご存知の方はコメントしてほしいものです。

ビートルズ無料視聴

公開日時: 2006年11月13日 

どなたか奇特な方が面白いサイトをリンクしてくれました。

ビートルズの無料視聴です。ユーチューブとリンクして、ビデオの「アンソロジー」中の「サムシング」や「ペニーレイン」、映画「レッド・イット・ビー」の「ドント・レット・ミー・ダウン」などが見られます。著作権はどうなっているのでしょうかね?でもこのサイトが充実すれば、今持っている、ビートルズのビデオやDVDはいらなくなります。「なるべく私物は持たない」精神に合いますかね?

この中で、ビートルズ本人以外のマニアの人の投稿があって「ビートルズの曲でジャッグリングするおじさん」が異様に面白かったです。「アビイ・ロード」のB面の「ゴールデン・スランバーズ」から「ジ・エンド」までをBGMにして恐らくプロのジャッグラーが3つの玉を自由に操っているのです。ご興味のある方は、下のURLをクリックしてご覧ください。

http://beatlesvideo.seesaa.net/archives/200606.html

ビートルズ「LOVE」はおかしい

上士幌町

公開日時: 2006年11月12日

ビートルズの「ニューアルバム」、『LOVE』がもうすぐ発売されるようですね。

私は、自称ビートルズ・フリークなので黙ってはいられません。

ニューアルバムといっても、ビートルズは、もう36年前に解散したグループですし、メンバーの半分の二人も鬼籍に入ったので、新曲ではありません。しかし、新曲紛いの曲が収録されています。

FMでちらっと聴いただけなのですが、例えば、「ストロベリーフィールズ・フォーエヴァー」は、最初、ジョン・レノンのアコースティック版で始まり、最後に、「サージェント・ペパーズ」や「イン・マイ・ライフ」「ペニー・レイン」「ピッギーズ」「ハロー・グッドバイ」のフレーズが此処彼処に登場します。「レディ・マドンナ」も最後に「ヘイ・ブルドッグ」に代わります。ビートルズ・ファンにとっては、「隠された曲」がどんな曲なのか、探すのも楽しみの一つになります。

ビートルズの曲をよく知らない人にとっては何のことか分からないかもしれませんが、いずれにせよ、賛否両論になることは確かです。

ここまで「アレンジ」したのは、プロデューサーのジョージ・マーティンとその息子のジャイルズ・マーティンです。彼らだからこそ許されたことでしょうし、ポールもリンゴも喜んでいるということですが、もしジョンが生きていたらこんな「企画」には絶対反対していたと思います。

私もおかしいと思います。「お遊び」としては許されるでしょうが、単なる儲け主義、商魂丸出しと見られても仕方ないと思います。

ビートルズ関係のCDはほぼすべて持っている私ですが、このCDを買おうかどうか迷っています。

そんな時、面白い記事を目にしました。吉田太一さん(42)という人が書いたブログが本になったという話です。タイトルは「遺品整理屋は見た!」。そう、彼の仕事は、遺品整理です。この4年間で約4000件の遺品を扱ってきたそうです。高齢者や仕事が忙しい人の依頼人が多いそうですが、誰も引き取りに来ないという大家さんからの依頼も多いそうです。その9割は「孤独死」だということです。

吉田さんは「明日は我が身」ということを身に染みて感じて、「私物はほとんど持たない」そうなのです。

これには、すっかり感服してしまいました。

目下、私物は、本が300冊くらい、CDが1000枚くらいあります。(もっとかな?)

私も、吉田さんの言葉が身に染みます。

天国への階段

公開日時: 2006年8月29日

最近、若い頃に聴いたロックの歌詞に凝っています。当時は、詞の内容などほとんど意に介しておらず、とにかく、ギターのリフやベースラインばかり聴いていたからです。

長じて、歌詞カードを見てみると、いかに出鱈目かが分かりました。間違いだらけと言ってもいいでしょう。恐らくロック音楽など子供相手なので、誰も抗議する人がいなかったのでしょう。

以前、ひどすぎる例を挙げたことがあります。

例えば、ビートルズの「ノルウェーの森」。原題の Norwegian wood は、本当は「ノルウェー製の家具」という意味だということを指摘したことがあります。

ジョン・レノンがソロになった時に出した「コールド・ターキー」は、日本でシングル盤がリリースされた時「冷たい七面鳥」でした。(カプリングのB面は、「京子ちゃん、心配しないで」だったことを覚えています)

「冷たい七面鳥」は直訳で、全く原題の意味をなしていません。当時発行された英和辞書にはどこにもその訳が載っていなかったのでしょうが、今の辞書にはほとんど載っています。

麻薬などが切れたときの「禁断症状」という意味です。それで、あのジョンの不可解な叫び声の意味が分かりません。冷たい七面鳥では…。

レッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段」は、Stairway to Heaven ですから概ね合っているでしょう。

しかし、歌詞カードの最後の方が出鱈目なんですよね。ですから、翻訳も間違っています。この曲だけ原文がジャケットに印刷されているのに、そこまで神経が行き届かなかったのでしょうか?

この曲は恐らく、ロバート・プラントが作詞したのでしょうが、かなり諺が間接的に引用されています。

最初の出だしの、

There’s a Lady who’s sure all that glitters is gold.

And she’s buying a stairway to heaven.

の中の all that glitters is gold. は、  All that glitters isn’t gold.(煌くものすべてが黄金であるとは限らず。=見かけで判断するな)のもじりです。

しかし、4番に出てくる

And it’s whispered that soon if we all call the tune,then the piper will lead us to reason.

の意味が分かりません。

歌詞カードには

「囁かれているのは、間もなく我々が皆、あの調べを歌えば、笛吹きが我々を理性に導いてくれるだろうと」

となっていますが少し違う気がします。何故なら、次の諺を踏んでいるからです。

He who pays the piper calls the tune.(笛吹きに金を払うものは曲を注文する。⇒お金を払うものには発言権がある。責任を取るものには命令権がある)

これを試訳すると、

「そのうち静かに伝わるだろう。もし、我々みんながその曲を注文すれば、笛吹きが我々を理性に導いていくれるだろう」

ですが、その言外の意味として、「もし我々みんなが責任を取れば、理性的な世界になるだろう」ということになるのでしょう。

ネイティブには、こういった諺が頭にインプットされているから敵うわけありませんね。

ビートルズ写真展

 公開日時: 2006年7月3日 

銀座のソニービルで開催中の「The Beatles in Tokyo 1966 浅井慎平・写真展」(入場無料、7月17日まで)に行って来ました。

ビートルズ・フリークの私ですから、雑誌などで何回か見たことがあります。でも、結構ピンボケが多くて、「下手だなあ」と思ってしまいました。「ちょっと、ピンボケ」のロバート・キャパの影響だったのでしょうか?浅井慎平の名前を世に知らしめた代表作だというのに、写真集は当時あまり売れなかったそうです。(本人の弁)

ホテルの部屋で、彼らが和服を着たり、横笛を吹いたり、鼓を打ったり、三味線を弾いている写真がありましたが、もちろん、「やらせ」で、浅井氏に許された撮影時間はわずか2時間だったそうです。

しかし、28歳だった浅井の「何でも撮ってやろう」という精神には頭が下がります。ビートルズの四人が吸ったタバコと灰皿を撮ったり、タオルやビールの飲みさしのコップなども撮ったりしています。

私の記憶では、ベッドの枕に付いていた髪の毛をメイドが持ち出して、高価な金額で売れた、なんていう記事を当時、読んだことがあります。

マニアックな話ですが、彼らはステージでは、楽器がジョンとジョージがエピフォンのカジノ、ポールがカール・ヘフナーのベースを弾いていましたが、予備として、ギブソンのSGやJ-160E、リッケンバッカーの12弦ギターやベースもバックステージに用意していたのです。

フリークにはこんな写真がたまらないのですが、単なる変態かもしれませんね。

ビートルズ来日40年

 公開日時: 2006年6月29日

 

ちょうど40年前の今日、ビートルズの四人が来日しました。午前3時35分。羽田空港着の日航機のタラップから、法被を着た四人が、ポール、ジョン、リンゴ、ジョージの順番で降り立ってきました。

 

彼らは翌30日から7月2日まで、日本武道館で計5回のコンサートを開きました。全11曲で、アンコールなしの35分間。前座に内田裕也のグループ、ホタテマンこと安岡力也の所属していたシャープホークス、それにあのドリフターズもいましたね。司会はE・H・エリックさん。

 

当時、小学校4年だった私はコンサートをテレビで見た記憶があります。当時、ビートルズは学校では不良とみなされ、コンサートに行けば停学処分される生徒もいました。右翼はビートルズを不逞の輩とみなしていました。警備員に8370人の警察官が動員され、6520人が補導されたそうです。

 

それが40年経っても語り継がれるとは、誰も想像していなかったでしょうね。

 

私も高校生との時、このビートルズの「ライブ・イン・ジャパン」の海賊盤を新宿のレコードショップで手に入れるほど熱狂的なフリークになってしまいました。(でも、今では簡単に映像までが手に入る時代ですからね。)

 

ビートルズ以降、レッド・ツェッペリンやクイーンやベイ・シティ・ローラーズ、ローリング・ストーンズなどが来日して話題になりましたが、ビートルズほどあらゆる世代に影響を与え、今でも与える続けているグループはいないでしょう。

 

私はビートルズの現役時代を知る最後の世代です。かろうじで歴史の証人になれたことを誇りに思っています。

リバプール

中札内村美術館 公開日時: 2006年5月28日

(昨晩の続き)

佐藤君は、大手アイスクリーム会社の部長さんですが、昨年、工場視察等で、フランスのリール近くの何とかという町(失念)に行ってきました。その帰りに有休をとって、リバプールに行ってきました。彼は、私に劣らぬビートルズフリークなのです。

リールからロンドンまでTGVでわずか2時間なんだそうですね。ロンドンからリバプールまでは列車で3時間です。

彼は、早速「マジカル・ミステリー・ツアー」に参加して、ビートルズの所縁の地を訪問しました。私も、1979年に今村哲郎君と一緒にリバプールに行ったことがありますが、そんなものはありませんでした。今では、「ビートルズ」が観光の目玉で世界中からの観光客がこの港町に外貨を落としているわけです。

私は、ジョンとミミおばさんが住んでいたメンラヴ・アベニューの家に行ったことがあります。そこは、中流よりちょっと上が住む高級住宅街で、ジョンの「労働者階級の英雄」というのは、ウソだなあ、と思ったことがあります。その時は、ポールやジョージやリンゴの住んでいた家には立ち寄りませんでした。

今回、面白いことを聞きました。

まず、ジョンのミミ伯母さんの家は、庭付き一戸建てでしたが、どうやら、住居はその半分で、もう半分は他の家族が住んでいたこと。ポールとジョージの家は本当に狭い、日本でいう「長屋」だったこと。リンゴの家はもっとみずぼらしかったことーでした。

やっぱり「労働者階級の英雄」だったわけです。

彼は律儀にもビートルズ博物館に行って、ロン・ジョーンズ著のガイドブック「ビートルズのリバプール」とボールペンを買ってきてくれました。その本はリバプールのビートルズの名所案内です。

私は「ペニー・レイン」が大好きなのですが、歌詞の意味が分からないところが何点かありましたが、この本で初めて分かりました。

それは、shelter in the middle of the roundabout です。「ロータリーの真ん中の避難所」とは何のことかなあと思っていたら、写真付きで説明がありました。それは、ペニー・レインにある交差点のロータリーにあるバス・ターミナルでした。今では、そこは「サージェント・ペッパーズ・ビストロ」という名前の小さなレストランになっていて、観光客を集めているようです。

いやあ、ビートルズ・ファンの私にとってはたまらない堪能する本です。

有難う、幸信!

「ノルウェーの森」は間違い

公開日時: 2005年4月11日 

恥ずかしげもなく言いますが、私が人生で最も影響を受けたのが、ナポレオンでもゲーテでも松下幸之助でもなく、ビートルズだと言えば、人は笑うでしょうか?

ビートルズに関するレコードは、海賊盤を含め、かなりの枚数を揃えたものですね。50枚、100枚…。いや、数ではないですね。彼らに関する書籍や写真集もかなり集めました。だから、彼らについて知っている人で私の右に出るものはいない、と自負していました。左から出てきたら仕方がないが…。

高校時代からバンドを組み、彼らの曲をかなり演奏しました。歌詞についても、知り尽くしているつもりでした。

それが、この標題については、カルチャーショックに近いものを感じました。
実は、これは世紀の大誤訳だったのです。

ビートルズを知っている人には説明するまでもないでしょう。この曲は、1965年発売の彼らの6枚目のアルバム『ラバーソウル』の2曲目に入っています。ジョン・レノンが自分の私的生活を基にして作曲したもので、ジョージ・ハリスンが初めてインド楽器シタールを取り入れた曲としても知られています。

原曲名Norwegian Wood、邦題「ノルウェーの森」。
この曲に刺激されたわけではないでしょうが、村上春樹が、この題名を借用して同じタイトルで出した小説が大ベストセラーになったことは良く知られていますね。

だから、これは正しい、とずっと勝手に誤解していたのです。

間違いを指摘したのは、作家の林望氏。
Woodは「森」なんかじゃない。紙数がないので、結論を先に書くが、「森」ではなくて、単なる「木」。もっと正確に言えば「木製の家具」。

つまり、「ノルウェー製の家具」だったんですね。これには本当に驚きました。
嘘だと思った人は、もう一度、歌詞を聴いて確かめてください。