災害教訓

非常に感動したので「孫引き」させて戴きます。

2000年の有珠山噴火の際の報道を地元紙、室蘭民報が、このほど『有珠山・平成噴火とその記録』にまとめた。その中の編集局長のひとこと。
「一緒に被災し、『安全確保と安心報道を』を基本姿勢にした地元の報道機関と、不安と混乱をのぞき見し、センセーショナルに『不幸報道』する大手マスコミでは視点も視線も違った」

1995年の阪神・淡路大震災で、地元・神戸新聞の論説委員。
「被害がどうしたの、危機管理がどうしたのと書くのもいい。が、それでどうした。今、力になれるのはどこに水があるか、食料があるか、命のことだ」