使わせてもらって文句を言うのも何なんですが、このgooブログ、夜間の投稿があまりにも多いせいか、「投稿」しても消えてしまうか、ちゃんと掲示されたのか、さっぱりわからず、何度も同じ原稿を投稿してしまう羽目になることが間々あります。
わずか10行くらいの原稿でも、2時間も3時間も無駄に時間を費やしてしまい、つい「こんなことやってられない」と、デエーと卓袱台を引っくり返したくなります。
恐らく、サーバーの能力の問題だと思われますが、「改善しろ」というのも無理難題ですね。
でも最近、読者の方も増えたようなので、もう少し続けてみようと思います。
今日は、北海道池田町にあるワイン城に行って来ました。三十周年を迎えた2004年から、2年間、約9億円をかけて全面的な改修工事が終了し、4月17日にリニューアル・グランドオープンするのです。
地元に名産らしいものがなかった時代の1963年に、当時の町長で後に参議院議員にもなった丸谷金保氏の音頭で、ワイン作りを始めたそうです。今では池田町の「十勝ワイン」といえば全国的に有名です。そういえば、夕張市の「夕張メロン」も、斜陽になった炭鉱のまちを如何に復興するか考えた挙句、地元名産として開発したものです。
歴史を辿れば、今では全国のブランドになった静岡茶も、明治になって食い扶持を失った没落した武士、それも旗本階級が始めた名産です。静岡は、「最後の将軍」徳川慶喜公が、只管恭順の態度を示して蟄居した所ですからね。調べれば、全国の名産品もそれ程、歴史が古いわけではないことがわかるでしょう。