ゾロアスターかく語りき

ゾロアスターは、こう語りました。

「自分を戒めてはいけません。

自分に責任があるとしたら、自分を幸せにすることです。それ以外他にないのです。
だから、したいことをすればよいのです。
今、自分がしたいことをさせてあげることが一番の幸せにつながります。
誰かが幸せにしてくれるわけではない。
自分自身が自分を幸せにするしかないのです。

自分が心地良いと思う方を選んでください。ワクワクする方を選んでください。
それが、地球貢献になります。その喜びで自分の波動をあげてください。

苦しむことを選ぶのは、その人がその苦しみを体験したいから選んでいるだけです。
すべて自分です。苦しみたいのも、悲しみたいのも、その人の心が決めています。
でも悲しみはもういいです。もう手放しなさい。
意識の改革で、自分を幸せにすることです。そういう風にすることで、エネルギーの奪い合いはなくなり、戦争もなくなり、世の中は平和になります。

自分を許すのです。そうしたら、人も許せます。殺し、殺されたという呪縛から逃れられます。
それが、宇宙とつながる新しい生き方なのです。
自分が自分の小宇宙の創造主になってもいいのです。そういう新しい時代がやってきたのです。

人は、体験するために生まれてきました。味わうために今があるのです。だから、今、生きていることを味わってください。
そして、必ず、味わい切ったら変化が現れます。つまり、カルマ、因果です。

親子喧嘩や夫婦喧嘩も上司との確執もライバルとの争いも、やりたいだけやりなさい。
どうぞ、やりきってください。あなたが望むなら。気が済むなら。
味わったら今度は違う体験をしたくなります。
例えば、散々、不安と恐怖を味わいつくせば、心の平安と安寧を得るのです。
だから、不安と恐怖を味わっている人は、そのまま味わっていていいのです。
それが必要だから味わっているのです。
良い悪いではないのです。
判断してはいけません。
何かが良いと思った瞬間、悪い物を生み出してしまうのです。
ただ、体験すればいいのです。
結果を求めてはいけません。

命は等しく、病気だろうが、寝たきりだろうが、タンポポだろうが、キングサーモンだろうが、等しいのです。生きているだけで奇跡。本当に生かされているのです。守られているのです。すべて、何かの役に立っているのです。あなたが喜ぶことで、周りも喜ぶ。他人は関係ないのです。

人は見たいものしか見ないのです。自分の心にあるものしか外側を見ないのです。「あの人、苦しそう」と見えるのはあなた自身の中に苦しみがあるからです。人の悲しみを見て、自分の悲しみをみるのです。自分の心を自分で見ているのです。すべて幻なのです。

宇宙の真理を語るのが本物です。

真実は外側にはない。すべて内側にあるのです。
誰も解放してくれない。自分自身でしか解放してくれないのです。
それがあなたの英知です。

山に行けば、山の自然に癒される。海に行けば海の自然に癒されるのです。
そこには取引がない。自然はただただ与えてくれるのです。
自然は喜びを与えてくれるのです。

まずは楽しむことです。
恐れや不安は幻です。
愛を受け入れ、愛を与えればいいのです。
過去が未来への不安を生みます。
今ここだけが愛を知るところです。今、ここにある一瞬しかないのです。

まず自分自身を愛しましょう。好きなことをして自分に愛を注ぎましょう。
コーヒーカップに8分目しか愛が満たされていないのに、人に愛を与えても無理です。「奪われた」とか「盗まれた」といった感覚に襲われます。
しかし、自分のコーヒーカップいっぱいに愛が満たされ、さらに自分自身で愛を満たしていれば、その愛は溢れ、周りから、その愛を嗅ぎつけて人が寄ってきます。
しかし、あなたは何の見返りも何の結果も求めません。溢れている愛を持っているだけだからです。

自分自身に愛を注ぐといっても、難しいことではありません。
いつもニコニコして、自分の好きなことをしていればそれでいいのです。
もう脱却しましょう。「何かをしなければならない」という妄想から離れましょう。あなたは散々、辛酸を嘗めてきました。もう十分ではありませんか。

自分自身の声に耳を澄ましてください。」

ゾロアスターは、そう語りました。