常識

「やらなければならない」という義務感があると、どうもやる気が起きない。苦しい。

それなのに、自分から進んで「やりたい」と思ってやると楽しい。人も喜ぶ。だから人は、ボランティアに精を出す。

これはどうしたものなのでしょうか。

「真面目に生きなければならない」「仕事をしなければならない」ーこれも苦しい。

逆転の発想をしてみると、
「別に真面目に生きなくてもいい」「仕事をしなくてもいい。遊んでいい」

しかし、すかさず、内なる声が聞こえてきます。
「不真面目に生きていたら、親兄弟や子供に迷惑が掛かる。先生にも叱られる」
「遊んでばかりいては、食べてはいけない」
これは常識です。

だから、人間は悩むのです。

それなら、こうしたらどうでしょうか。
「やらなければならないという義務感を心の中から消し去る」
「やらなければならないこと、そのもの自体がないのだと自分を説得する」
「やらなければならないことは、そもそも、義務感という感情が錯覚させているだけで、その錯覚さえ、取り外せば、苦痛がなくなる」
「やりたいと思ったことだけやる。つまり、やりたいにしろ、やりたくないにしろ、何であれ、これこそが自分のやりたいことだと自ら言い聞かせ、たぶらかせる」

うーん。字余り…ではなくて、「言葉足らず」ですか?

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