幕別町(間違いない)
渡邉美樹著「使う!『論語』」(三笠書房)を読んでいたら、ドキッとする言葉が飛び込んできました。
子夏曰く、小人の過つや、必ず文(かざ)る。(子張)
ー孔子の弟子の子夏は言った。「くだらない人間は過ち犯すと、必ず言い訳をする」
「この言葉を一言で表現するなら『言い訳をするな』ということです。営業成績が悪いのは、誠意と知識が足りなかったから。試験の結果が悪かったのは、自分の努力が足りなかったから。遅刻したのは、気持ちがたるんでいるから。フラれたのは、自分に魅力が足りなかったから。子どもが言うことを聞かないのは、家庭を顧みなかったから」
さらに…
「人のせいにするのは簡単です。でも、それはちっぽけな人がすることです。あなたに起こることは、あなたが起こしていることなのです。常に自分自身と向き合い、人の評価を窺うようなことをせず、自己修養に努めてください」