悪銭身につかず?=阪神競馬場貴賓席体験記

Photo Copyright par Nanywa-sensei

ご無沙汰しています。浪速先生です。数カ月ぶりですかね。ブログは毎日、読ませてもらっています。

  京洛先生が近くに住んでおられますが、大阪と京都は近くですが、なかなかお会いできません。

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 秋の彼岸になりましたが、日頃、仏法に帰依されている渓流斎先生、もう、お墓詣りは済まされましたか?

西に沈む太陽を眺めて修行する一つ「日想観」(にっそうかん)」をされては如何でしょうか。

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そんな、お彼岸の最中に、罰当たりにも、政府公認のギャンブル場「中央競馬(JRA)」の阪神競馬場に出かけきました。

22日に上京された某経済ジャーナリストからのお誘いです。

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 某ジャーナリストはJRAの一口馬主でもあり「浪速先生、『馬主席』は無理ですが、『来賓席』なら入れますから、社会勉強にご一緒しませんか。阪神競馬場正門前でお待ちしていますから」と、親切にご優待いただきました。

その昔、府中や、草競馬の大井競馬場には出かけましたが、いつも夏は暑く、汗たらたら、冬は寒風吹きさらしの入場料百円程度で、社会の吹きダメみたいな場所でした。それだけに、どんな金持の人士が集われているのか、と思って、好奇心もあって、覗かせて頂きました(笑)。

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 朝一番で東京から見えた馬主さんと「正門前」で待ち合わせ、「来賓」入口から入場しましたが、やはり「馬主」特典で入場も厳しく、「来賓席」フロアーに入るにも、指紋認証ではなく大型の「手形認証」されました(笑)。

 一般人も入場できる「特観席」とは違って「来賓席」は、アロハ、ジーンズなど厳禁、ネクタイ着用など緩やかながらも“ドレスコード”がありました。座席もゆったりできて、ゴール正面の良い席で、まあ、芝居、相撲の升席気分ですね(笑)。

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馬主さんの知人が、先に来ておられましたが、いずれも「一株馬主」ながら、馬を何頭もお持ちでしたが、経済ジャーナリストのお知り合いだけに、テレビのワイドショウ、ニュースショウで、よく解説者としてお顔を見るエコノミスト、アナリストでした。なるほど、エコノミスト、アナリストの究極は、博打、ギャンブルに通じると再認識しました(大笑)。

渓流斎さんは「経済」を真面目にとらえておられますが、財テクもその程度ですよ。危ない!、危ない!。そして「来賓席」から一般入場者を優越感をもって見ることが出来るのもよく分かります。当たり前ですが、なんでも上中下があるのです。階層社会で「存在が意識を既定します」ね(笑)。

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馬主は「馬券」に一喜一憂したりしません。「もちろん持ち馬」の勝ち負けに勝負をかけて楽しむのでしょうが、勝った馬と、馬場に出て、表彰式に大きな花リボンをつけ、優勝馬の持ち馬の口輪を持って、写真に納まるのが最高の気分でしょう。

調教師、調教助手ら関係者に祝儀を配るーこれも楽しみだ、と思います。鰊(にしん)長者が暗がりにお札に火をつけ、足元を照らした、と言いますが、似たようなもので、戦国大名が持ち馬自慢になったのも同じ気分です(笑)。

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ワタシは貧者らしく、数千円を賭けましたが、やはり、螻蛄帰りでした(笑)。

東京からやって来られた方たちは「阪神競馬場は中山、府中よりはるかに洗練されていて立派です。阪急『仁川』駅から雨にあたらなくて直接、入場でき、ゴミも落ちていない」と絶賛されていました。

ではまた。以上…